Sideway

気のおもむくまま。たこやきの日記的雑記。

ノベリストバトン

2006-12-03 | 日記。
を、亜純さんからいただいちゃいました~v
楽しそうなので突撃です! 玉砕の予感がします!!(笑)

1 小説を書いてどのくらい?

えーと、小5からなので……12年目? おおう、結構経ちましたな。
まあ、「小説」と呼んでいいのか甚だ疑問の妄想駄文(しかも凄い中途半端。完結はほぼしない;)ですが。


2 処女作はどんな話だった?

しょじょさく……完結してないのでしたら聖獣伝説?
あの~、四聖獣の一族のそれぞれの生き残りの、四人の女の子の話。人間界・魔界・天界入り乱れた漫画チックな話。ストーリーは無きに等しい。ただ、「書き始めた」最初の話、ってだけですな。
完結したのは……砂羅&螺瑠の「悪魔の立ち話」の、自殺ネタの奴ですかね。
起承転結、オチがあったか否かは甚だ疑問として、とりあえず完結した話です。
いつだったか大昔、中学生(か、小学生)が焼身自殺して、それに触発されて考えた話だったはずです。中学一年くらいかな。


3 どういった話を書くことが多い?

えーと……。
冒険活劇型の長編。ファンタジー入ってることが多い。基本は物語のそれに忠実な「行きて帰りし物語」でしょうか。大体なんか旅(移動)してます。
あ! 完結はしてないのが多いけど!!(どうなんだよ、ソレ)
基本的にパーティ組んでますね、登場人物が。
月の杖ならフィラーシャ・サリアス・ルチルナ。
イケショウならクナ・イケショウ(・雨宮・三森・田辺・宇津田)or(聡一)。
聖獣なら炎蘭・水鈴・風蓮・花玄。
イエナ国ならアルス・オルダ・クルト・ディーロ・エア。
鍵ならメイナ・クレイド・トキア・アルガレイス。
とかくメインメンバーが三人以上で、話の軸は「彼らの関係性」を横糸、その他のネタを縦糸にしている場合が多いかな。
その意味でUnderや瞑する、陽炎なんかは特殊です。テーマやネタが先に決まってて、それ一つを書くためにキャラクターを動かす形の書き方はあまりしません。
いつも言っている様に「キャラクター」と「世界観・大枠のネタ」が先に決まっていて、そこにキャラクターから主題が派生していく感じです。
よって、しばらくキャラを動かしてみないと自分でもどんな主題が出てくるか分からない……;
男女で恋愛混じると実はモロに好みがあって、男二人、女一人で、男二人が親友同士、その片方と女が恋人というのが自分の中のステレオタイプ。
微妙に好みにやおい路線入ってます(^^; イケショウだとクナとイケショウと雨宮(自分の中的にはだから雨宮はイケショウとワンセット)、イエナだとアルスとオルダとエア(エアとアルスがワンセット)、二次で恐縮ですがNARUTOのナルト、サスケ、サクラでナルトとサクラがワンセットなんてモロにツボのど真ん中だったりするわけですよ(笑)ええ、サスナル風ナルサク(むしろサクナル)が一番の好物です……!(とうとう言い始めやがった・笑)すいません、オリジ創作のバトンで二次語り……orz


4 プロット(構成)はたてる派?

たてる派ですね。今まで読んだ小説の書き方の本に「書け!!!」と書いてあったと言うのが一つと、あとは昔TRPGモドキをやっていたので、その時の習慣から。
大抵、以下のような感じで。短編だともうちょっと簡単です。
1.まずキャラクターと大まかな世界観が決まる
2.大雑把な筋(路線)が決まる(世界を救うとか、聖石を集めるとか、革命を起こすとか、主人公の正体がばれるとか(笑)、目覚めた悪鬼を封じるとか、死んだ彼女を蘇生するとか)
3.キャラ、世界観を練り込みつつ、「欲しいシーン」とか「落せないネタ」とかを考える。ここで出てくるものが「この話で見せたいもの」になる。
4.それを踏まえつつ起承転結の長さを割り振っていく。大体基本10イベントとと考えて、起:2 承:3 転:4 結:1 くらいかな? 
転が一番クライマックスの部分になるので、そこを一番膨らませるよう努力したい所。この時点で3.で考えた「欲しいシーン」をどこに入れるか割り振って、間を埋めるエピソードを足していく感じ。短編だと基本的にネタが一つなので、その一つのネタをどういう流れで見せるか、というメモ書きみたいなものになる。
5.さあ、書き始めると全然思うように行かなくて苦しむ(笑)
これで今までに完結した、一番綺麗な形のものを挙げるとイケショウの「帰る場所」で、起:第一話 承:第二話~第四話 転:第五話~第十話 結:第十一話
って感じ。結構予定よりはずれて、承部分が短くなって、転の中にまた起承転結、みたいな変な構成になりましたが(笑)陽炎や千夜椿のはもっと簡単な箇条書きですね。


5 視点は一人称(主観的)と三人称(客観的)、どちらが多い?

主観的三人称ですかね。基本は。それぞれのキャラクターの視点からの三人称を、節ごとにキャラ入れ替えて書いてます。節が変わらない(間に一行空けない)うちは死んでも視点を替えない努力はしてあります。はい。
そんで、気を使ってある話なら節の最初の辺りに必ず、「○○は……」というキャラ指定の記述を出してます。誰の視点か分かるように。
誰の視点にするかは、その場面ごとの主人公だったり、(フォートが悩んでるシーンならフォート、ナースコルが暴れてるシーンならナースコル)その時「見せたい物」を一番上手く見せれるキャラを選んだりします。
例えばアルスロッドが美形で秀才で謎だったとして、それってアルス視点の三人称じゃあまり効果的に書けない。だからオルダ視点の三人称で褒めちぎる(笑)とか。そういう打算もします。
月の杖だとたま~に完全三人称が入りますし、イケショウだと話別で一人称が混じります。ブンガク目指した憶えはないので、文章作法なぞ読み手に分かれば良い、と思ってるので話によって色々やってありますね。重た目のものなら地の文に独白は絶対入れない、とか、(入れるときは必ず「――」を使う)軽めのものならキャラの独白ツッコミは欠かせないので容赦なく入れるとか。
一人称は今のところ短編で使う感じですかね~。ネタ先スタイルの話だと一人称が多い気がします。

6 長編体質?短編体質?

言わずと知れた長編体質。体質改善を要求する(笑)
キャラクター重視で、上記のような話の作り方をするのでどうやったって短くならない駄目人間。構成力がない、発想力がないって感じな気がして切ないんですが(苦笑)。
もっと発想力と構成力勝負の「珠玉の短編」みたいなの書けるようになりたい、と思いつつ、発想力に自信がないため「ありきたり」を怖れて短編(=一発ネタ)は書けない感じです。
長ければ長いほどキャラを作りこみやすいし、色々なネタを盛り込める分オリジナリティが出やすい……気がする。短編でキャラをしっかり作りこめる人間になりたいです。


7 今まで長編、短編あわせて何本書いた?

ぐっ……来ましたね、一番ツライ質問(笑)
サイトにあるのがほぼ全て。完成したものを「書いたもの」と言われるならば六本ですか? 少ねぇ!!
「イケショウ」「陽炎」「千夜」「Under」「瞑する」「想い」
あと昔々の生徒会執行部劇と、「悪魔の立ち話」を入れても八本。月の杖入れて九本。話とも呼べない掌編で「スーア」と「小僧さん」(このブログに『単発小説』として晒してあります)を加えたら十一本。あー、あと、自作20のお題で作ったファンタジーが……アレは話と呼んでいいんか?;
と、言うわけでまあ、十本前後ですね。途中も途中、書き始めたばっかのを入れると(小説草稿ブログに)二本ありますが。あれはまだ書いたうちに入らんだろ。
あと、片山さんの作品の二次創作の、正に「ヤマなしオチなしイミなし」が一本(笑)


8 今まで書いた話でお気に入りを3つ。

「イケショウとクナ」(特に帰る場所~、とバレンタイン騒動)、「瞑する条件」、「陽炎の君へ」ですね。や、完成したものが少ないのでホントアレなんですが(^^; 千夜椿よりは陽炎の方がマシかと……。


9 話を書くにあたって、自分なりのこだわり、ルールは?

モノによって違う気がするんですが……。まあ、キャラを立てることと、キャラを生かせる主題を見つけ出すことと、きっちり山場を作ってダラダラ冗長な話にしないこと……が目標でしょうか。
やはり、誰よりも自分がキャラクターに感情移入して書きたいですね。何でコイツがこういう動き方をするのか、書き手の自分くらいは理解しといてあげたい。でないとご都合主義で動かす便利キャラになったり、行動が支離滅裂で意味不明になったりするから。キャラの「生きてる」話が書きたいです、はい。それと全体のストーリー、ネタ、主題がガッチリ噛み合ってるといいと思います。理想です。
そんでもってフォルティセッドはホントに分かりにくいです……(滝涙)。


10 書いてる時はBGM有り?無し?

ナシです。音声情報に晒された状態で思考をマトモに働かせるのはほぼ不可能です。たとえ出来たとしてもどこか文章に集中しきれていなくて、不完全と言うか、見落としが多いというか、落ち着きません。話ごとのイメージソングはあって、それを聞きながら、あるいは脳内演奏しながら妄想する事は良くあるんですけどね。


11 これから挑戦したい話や世界観、目標等。

とりあえず今の話を一個でも消化する……! 順番待ちの話多すぎ。
挑戦したいのはスペオペ(笑)あるいは例の異世界ミニタリーの本編。
人型戦闘機と艦隊戦の出てくる話が書きたい。
それから、短編を書けるようになりたい……。うう~。
目標は、ただただ「綺麗に盛り上がる話を書くこと」です。
ヤマもオチもイミもある話を。
キャラと世界観とネタと主題とツボシーンが見事噛み合って、読んだ人が二次創作したくなるような話が書きたいです。


12 憧れる作家さんを3人。

樹川さとみさん。モロにツボな話が多い。大好き。
小野不由美さん。十二国のような話はすごくあこがれです。
上遠野浩平さん。上手い。すごく。
あ~……あと高畑京一郎さんも……うう~。甲乙つけがたし。

「好きな」と言われれば他の方も挙げますが、やはり「憧れる」となるとストーリーの上手い方になりますね。
漫画でよければなるしまゆりさんがめっさ上手いです。岸本斉史さんも演出お上手だと思います。エンターテイナーとして尊敬。王道を「ありきたり」を思わせず「魅せる」のは力量と思ってます。その力量欲しい。


13 次に回す素敵なノベリストを5人

え~。それでは。いつものように。見ておられるか分かりませんが。
紅坂さん。
水仙さん。
依都さん。
イチオさん。
あと一本どなたか宜しければどうぞ。
皆様、もし「答えてみよう」と思われたら拾ってってみてくださいv

っていうか、ここまで読まれた方、お疲れ様でした(笑)
好き放題語って楽しかったですv

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