しかしながら、何の明かりも持たず外を、どこまでも行けそうだ。
本日は十六夜。昨日に引き続き、月は霞をまとい、この辺りは霧に閉ざされている。
霧のおかげで向かいの山に灯る住宅の街灯もかき消え、辺りを照らすは月明かりのみ。
ほの明るい無彩色の世界は霧に霞んで影さえ持たず、しかし目が慣れればカーテンに閉ざされた室内すら見えるほど明るい。
昼間とは違う、しかし夜であることすら忘れるほどくっきりと見える山野は、正に異世界。
昼に太陽の下で私たちが暮らすように、夜に月の下で暮らすモノがいて当然に思えてくる。
本日は十六夜。昨日に引き続き、月は霞をまとい、この辺りは霧に閉ざされている。
霧のおかげで向かいの山に灯る住宅の街灯もかき消え、辺りを照らすは月明かりのみ。
ほの明るい無彩色の世界は霧に霞んで影さえ持たず、しかし目が慣れればカーテンに閉ざされた室内すら見えるほど明るい。
昼間とは違う、しかし夜であることすら忘れるほどくっきりと見える山野は、正に異世界。
昼に太陽の下で私たちが暮らすように、夜に月の下で暮らすモノがいて当然に思えてくる。
こうして携帯の明かりがあると周囲は真っ暗にしか見えないけど、何の灯りもなければ、星明かりだけで道くらいなら見えます。(月のでてない晩に外を歩いた)
月なんて出てれば、多分目の前を跳ねる蛙くらい難なく見えそうですね。こういう人工の灯りがほとんどない夜を当然と思うのは、田舎人の特権かな(笑)
ファンタジー書きとしてはありがたい話。
こういう場所では、たかだか二十\ワットくらいの白熱灯に照らされた影が、百メートル先まで映ります。どんだけ周りが暗いんだ(笑)