Sideway

気のおもむくまま。たこやきの日記的雑記。

満月の雪

2005-12-18 | 日記。
(正確には満月は昨日ですが)


午前一時。
友人宅のドアを開けて外へ出ると、闇に沈んでいるはずの世界は、一面が白に塗りつぶされていた。
例年ならこの季節には見ない光景に驚きながら、帰宅するためアパートの階段を降りる。

折りしも月は満ちている。
その光は薄い雪雲をすり抜けているのか、辺りは深夜と信じられないほど明るい。
淡い月光は降り積もる雪を白く浮かび上がらせ、地上を染める白に弾かれ。
何処が光源とも知れない光に、世界は満たされていた。

光のないが故に、影も存在しない世界。
深夜でありながら、昼間のようで。
己の足音すら聞こえず、ただ耳に届くのは、遠く霞む救急車のサイレン音だけ。
そこに、ただ深々と無音で雪が降り積もる光景は、正に異界と呼ぶに相応しいものだった……。


とか、さっき見たものを書き留めておきます。
何か小説のネタになればいいのに~。そのままフラフラ出歩きたくなったよ。
(実際には友人宅は自分ちの真上=同じアパートの二階なので、一瞬で家に帰れる)
明日の朝、どんだけ積もってるだろうな~。実家の辺りが30センチとか積もるはずさ~。明日何センチになってるか楽しみだぜ。
何か、上の文句から短編かけそうな人がいたら名乗りを上げてください(笑)
その短編を公開してくださることを条件に、上の文章を譲渡いたしますわv
なんちゃって。