山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

今、HEIWA

2022-08-07 22:56:29 | 広島

人混みを避ける旅は、まるで逃亡者のよう。

昨夜、ホテルの窓から少しだけ見える川辺りの人の流れは途切れる事なく、今朝も資料館の入り口は長蛇の列。

今回は資料館の見学はパスして、makotoさんと別行動で、yoshikoさんと待ち合わせです。

無事、合流。

暑さもしのげて、大勢の人にも合わず、広くて、話の出来る場所。

資料館の地下はいつも無料の特別展示があり、会議室や原爆証言を聞く大きな視聴覚室があります。

ここのロビーはまさにピッタリです。

不思議なくらい、上階の長蛇の列の人は降りてこない。

2時間ほど、あれやこれや・・・yoshikoさんとお昼近くまで話ました。

良い出会いは、今後の人生に潤いが生まれます。

彼女の体験や学びから滲み出る言葉は刺激的であり、私よりはるか展望がきく。

いい時間でした。

早く、マスクなしで気兼ねなく話ができる時がきてほしい。

お昼前に

お昼前にmakotoさんと合流。

公園を歩いた。

何年もおじさんと過ごしたベンチ。

今、おじさんは足も弱くなり出歩かなくなった。

体調に気をつけながらひっそりと元気に暮らしている。

お墓参りさえしんどい。

昨夜のうちに、おじさんの姉さんのお墓に、おじさんの元気な様子を報告し、77年前のあの日への追悼の思いを込めて手を合わせた。

墓石に刻まれる8月6日「原爆死」の文字は何度見てもリアルに迫るものがある。

ワシャワシャとセミのなく公園は私にとって広島の音風景。

ここをもう一度おじさんと歩く時が来るのだろうか・・・

平和公園を抜けながら、あちらこちらで手を合わせ黙祷。

 

高速に乗る前に、ランチにお店に入ると決めた。

なんなん?この↑決意(人混み逃亡者は店には入らない選択が多い)

 

広島に何度も通ううちに、お気に入りの店が増えた。

何日も滞在する時に、一度は尋ねる「えこ贔屓」。

ここのカキフライ定食が美味しい。

が・・・ドーム近くで昼時間、混んでいるにきまっている・・・

絶望的と思いながら、3軒手前のお好み焼き屋さんや広島ラーメンの名物ランチの長者の列を通り過ぎる。

えこ贔屓さんには、二組しかいなかった。

観光客がここで過ごす一度しかないランチに何を食べようかと考えた時、お好み焼きや行列のできるランチを選ぶんだろうね。

えこ贔屓さん、カキフライランチ1200円。

たっぷりのタルタルとレモンで食べるカキフライ、小鉢もたくさんついて、お味噌汁も絶品、丁寧に作ってくださる定食。

おすすめです。

写真がない・・残念。

 

広島一泊の忙しい旅はここまで。

今回の目的は昨夜の追悼歌語り。

報告すべき人には報告を済ませた。

今回は急な旅。

次回は懐かしい皆さんに会いたいです。

 

 

77年前の原爆の火は広島には平和公園近くとNHK前にあります。

今回の旅で初めて知ったのは南方留学生の事。

語らずも、時代背景の知識が増えるのはとても重要です。

これから学ばなくては・・・

 

広島、バイバイ、またね。

今日は京都まで。

旅の疲れは残さず帰宅・・・理想です。

助手席で尻で移動の私は、旅の支度と段取り、手配が役割。

埼玉から広島、そして山梨の往復の運転はmakotoさん。

いつも、ありがとう。

 

今夜の宿。

またまた大当たり。

人混み逃亡者の旅は続きます。

 



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