乱鳥の書きなぐり

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芝居三昧;関八州繋馬、御名残押絵交張、噺文七元、あんまと泥棒、御名残木挽闇爭、御存鈴ヶ森、番町皿屋敷

2011-05-27 | TVで 歌舞伎・能楽



     芝居三昧; 「関八州繋馬」「御名残押絵交張」「人情噺文七元」「あんまと泥棒」「御名残木挽闇爭」「御存鈴ヶ森」「番町皿屋敷」





     
    




 四日間連続テレビで歌舞伎を観たよ。

 演目は次の通り



     「関八州繋馬」「御名残押絵交張」「人情噺文七元」「あんまと泥棒」「御名残木挽闇爭」「御存鈴ヶ森」「番町皿屋敷」

 以前に歌舞伎チャンネルで見た事のある舞台や、実際に楽しんだ事のある演目だけど、家でくつろぎながら見る歌舞伎は格別いいな。




「御存鈴ヶ森」は尾上梅幸 十七世中村勘三郎 二世尾上松緑 市村羽左衛門 市村吉五郎 八世松本幸四郎(松本白鸚)が演じておられたよ。

「あんまと泥棒」は何度見ても楽しいし、感心するな。歌昇丈のあんまもすごいが花道の橋之助丈の誇らしな顔も見入ってしまう。

 お茶を飲みながら、芝翫丈や仁左衛門丈や時蔵丈や吉右衛門丈や他多くの好きな役者さんの熱演が気軽に楽しめて、幸せ気分いっぱい!

 書き出したらほとんどの役者さんの名前が連なったので、何となく消してしまったよ。

 本当に…好きな演目もいっぱいだし、




   丈丈丈丈丈丈丈丈丈…………………なんだから、困ったものね。

 



     
    








 関八州繋馬~小蝶蜘

出演:中村魁春 片岡仁左衛門 中村時蔵 中村松江 中村玉太郎 中村歌昇 中村信二郎(現・中村錦之助) 尾上松緑 中村吉右衛門 尾上菊五郎
2006年
79分
カラー
昭和45年に歌右衛門が舞踊劇として復活して以来36年ぶりの上演となった「関八州繋馬」。壮大な構想のもと常磐津、長唄、竹本の地方が結集しての大舞台です。平成18年4月「六世中村歌右衛門五年祭」の記念公演より、如月姫に魁春、頼信に菊五郎、良門に仁左衛門、伊予の内侍に時蔵、村々の男達の間狂言に吉右衛門、梅玉、東蔵に初舞台の玉太郎、四天王に松緑、信二郎、権十郎、また頼平には玉太郎改め松江という豪華配役でご覧下さい。 (2006年/平成18年4月・歌舞伎座)








 御名残押絵交張~雪傾城


出演:中村芝翫 中村勘太郎 中村七之助 中村児太郎 中村国生 中村宗生 中村宜生
2009年
27分
カラー
「雪傾城」は慶応元年(1865)3月守田座にて四世芝翫が初演した三変化舞踊「月雪花名歌姿絵」から独立したもので、成駒屋とは所縁の深い舞踊作品。今回は三世歌右衛門の「御名残押絵交張」を取り入れ、役者と芝居茶屋の娘が雪の精に出会うという趣向になっている。吉原の傾城が雪景色の中、禿を相手に、廓で恋人を待つはかない女心を表現する踊りにはしっとりとした風情の趣がある。平成21年12月歌舞伎座さよなら公演より、芝翫と六人の孫達(勘太郎、七之助、児太郎、国生、宗生、宜生)が一堂に会し踊った、情緒溢れる長唄舞踊をお楽しみください。 (2009年/平成21年12月・歌舞伎座)








 人情噺文七元結

出演:尾上菊五郎 中村時蔵 尾上菊之助 尾上右近 市川團蔵 坂東三津五郎 市川左團次 中村吉右衛門 中村芝翫
2009年(全3話)
78分
カラー
笑いあり涙あり、三遊亭円朝の人情噺を劇化した人気の世話狂言。今日も博打で負けた左官の長兵衛が帰宅すると、娘のお久が行方不明だという。そこへ吉原角海老から使いがやって来た。なんとお久は、親の借金のかたに身売りするため吉原を訪れていたのだった…。明治35年に五世菊五郎が初演して以来六世菊五郎、二世松緑、十七世勘三郎と受け継がれてきた長兵衛役を、今回は定評ある当代菊五郎がつとめる。時蔵の女房お兼、菊之助の文七、尾上右近のお久、三津五郎の和泉屋清兵衛、左團次の家主、吉右衛門の鳶頭、芝翫の角海老女房という豪華競演でご覧頂く。 (2009年/平成21年2月・歌舞伎座)








 あんまと泥棒

出演:中村歌昇 中村橋之助
1999年
47分
カラー
「あんまと泥棒」は放送劇として書かれた作品で昭和26年にNHKで放送されました。当時はあんまに八百蔵(八世中車)、泥棒に先代の段四郎という顔合わせ。二度目は昭和41年で、あんまを十七世勘三郎、泥棒を中村賀津雄(現・嘉葎雄)が演じました。十七世勘三郎は同年9月の明治座で富十郎を相手に舞台で上演。さらに昭和45年3月歌舞伎座では長谷川一夫が泥棒を演じています。盲目のあんまと泥棒という組み合わせが面白く登場人物は二人のみ、対話の妙だけで見せる難しさもあります。今回は平成11年8月歌舞伎座の舞台より、歌昇のあんま、橋之助の泥棒でお楽しみください。 (1999年/平成11年8月・歌舞伎座)








 番町皿屋敷

出演:市川團十郎 中村福助 中村萬次郎 大谷友右衛門 市川右之助 坂東正之助(現・河原崎権十郎) 片岡十蔵(現・片岡市蔵) 坂東吉弥 片岡仁左衛門 中村芝翫
2000年(全2話)
74分
カラー
家宝の皿を割ったため折檻を加えた召使いが井戸に身を投げ、以来夜ごと皿の数を数える幽霊の声が聞える…という怪談があります。作者岡本綺堂はその怪奇的な内容を一変し、一途で純情な青年武士とその男への愛に迷う腰元の恋愛悲劇として本作を書き上げました。江戸番町の旗本・青山播磨は、腰元お菊と未来を約束していましたが、伯母から縁談を勧められています。それが気にかかるお菊は、播磨の本心を確かめる為、家宝の皿を粗相と偽り故意に割ってしまう…。 (2000年/平成12年6月・歌舞伎座)









『御存鈴ヶ森』

出演:尾上梅幸 十七世中村勘三郎 二世尾上松緑 市村羽左衛門 市村吉五郎 八世松本幸四郎(松本白鸚)
1981年
39分
カラー
昭和の名優が顔を揃えたまたとない贅沢な一幕。東海道の鈴ヶ森、鬱蒼とした中に刑場の石塔ばかりが目立ち夜ともなれば人影もない。旅人からは追い剥ぎが出ると恐れられ、大勢の雲助がたむろしている。そこへ駕籠に揺られてきた若衆がひとり。それがおたずね者の白井権八と知れ雲助たちが襲いかかるが、武芸に秀でた権八は見事な手並みで追い払う。やがて駕籠提灯の明かりがもうひとつ、中から姿を現したのは江戸で男と立てられる幡随院長兵衛だった…。梅幸の権八、八世幸四郎(白鸚)の幡随院長兵衛、そして雲助に十七世勘三郎と二世松緑、飛脚に羽左衛門と大ごちそうの配役でお届けする。 (1981年/昭和56年5月・歌舞伎座)






 御名残木挽闇爭

出演:坂東三津五郎 中村芝雀 市川染五郎 尾上菊之助 市川海老蔵 中村獅童 中村勘太郎 中村七之助 市川團蔵 尾上松緑 片岡孝太郎 中村時蔵
2010年
26分
カラー
次代を担う若手勢揃いのダンマリ。木挽は、歌舞伎座あたりの昔の町名。闇争と書いて「だんまり」と読ませる。歌舞伎座御名残公演最後となった平成22年4月の舞台である。「だんまり」は歌舞伎独特の趣向で、暗闇の中の登場人物たちが無言で刀など宝物をめぐって探り合う場面を指す。役者が勢ぞろいする顔見世などでイベント的に上演されるが、今回は歌舞伎の次代を担う若手が勢揃い。曽我兄弟が父の仇工藤祐経に対面する「対面」の趣向で、血気に逸る十郎五郎に、工藤が「新しい舞台造営を全うするまで討たれるわけにいかない」と言うセリフに、歌舞伎座の新築への期待が重ねられている。 (2010年/平成22年4月・歌舞伎)





     
    



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