乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『誰も守ってくれない』3.1★/5 柳葉敏郎4.5★/5  2009年 原作・監督:君塚良一  佐藤浩市、志田未来、柳葉敏郎、石田ゆり子、木村佳乃 、佐野史郎、柄本時等

2023年05月19日 | 映画

写真はカルミヤ(ツツジ科)

 

  映画『誰も守ってくれない』3.1★/5 柳葉敏郎4.5★/5  2009年 原作・監督:君塚良一  佐藤浩市、志田未来、柳葉敏郎、石田ゆり子、木村佳乃 、佐野史郎、柄本時等

 

 

映画『幼な子われらに生まれ』4.3★/5 原作:重松清 監督:三島有紀子 2017 浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ

 上の映画が良かったので、続けざまに映画『誰も守ってくれない』を見たが、指示がき、役者ともに、あまり面白くはなかった。

 筋書きはたっm順で、問題意識が弱い。

 問題点をもう少し強調しても良かったのでは無いかと思った。

 

 良い意味で印象に残っら役者は、佐藤浩市、志田未来、柳葉敏郎、石田ゆり子、木村佳乃 、佐野史郎、柄本時等。

 逆にいただけなかったのが、松田龍平。

 決して刑事には見えず、与太者に見える。

 目つきや表情や仕草や言い回しに加えてヘアースタイルに左耳の黒い丸い下品な二つのピアス。

 これ、チンピラの間違いかと思いつつ、映画を見ながら

『これは刑事役なんだよ!』

と意識を変換させてみる必要があった。

 

 佐藤浩市との門灯があったが、松田龍平の始終言葉がはっきりしない。

 松田龍平につられてか演出の関係かは定かでは無いが、佐藤浩市まで口が開かず口ごもった聞こえづらい話し方をされていた。

 ただし、佐藤浩市は他の役者s弾と話される場面では、言い回しもうまかったし、佐藤浩市本屋位の実力も出ていたように感じた。

 

 それにしても松田龍平に対する演出はどうなってるのだ?と感じ、歌舞伎界の舞台を離れた團●郎を思い浮かべたが、團●郎に関しては実力頬度は別問題として、舞台での演出はしっかりとされている。

 松田龍平は、存在位置として芸能界の大柄な異端児かと感じた次第である。

 これはあくまでも私個人の感想であるので、違う意見の方はご容赦願いたい。

 十人十色、色々な意見があって然るべし!である。

 

 この映画、上にも書いたが、起承転結とテーマの掘り下げ方が弱い。

 どこに山を持っていくのか、どこでデフォルメするのか、そして広げ感動させるのかを今一度整理して作り直した方が良い。

 

 この映画で飛び抜けて良かったのは、柳葉敏郎。

 表情あっぱれ!台詞上等!

 一言一言噛み締めて語る柳葉の言葉には、心を打たれた。

 

 柳葉敏郎が引っ張り、佐藤浩市と石田ゆり子の三人、あるいは二人が語り合い、あるいは所作を行う場面では重厚な画面を展開し、映画が上等になった。

 見事と言わざるを得ない。

 柳葉敏郎が出る場面は感動し、ホロリとした。

 

 

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼致します。

 

 

 

 ごく平凡な四人家族の船村家。ある日突然、その一家の未成年の長男が、小学生姉妹殺人事件の容疑者として逮捕される。東豊島署の刑事・勝浦(佐藤浩市)と三島(松田龍平)は突如、その容疑者家族の保護を命じられる。一体何から守るのか分からないまま、逮捕現場の船村家へ向かう勝浦と三島。二人はそこで、容疑者の家を取り囲む報道陣、野次馬たちを目の当たりにする。彼らの任務は、容疑者家族をマスコミの目、そして世間の目から守ることだった。

 

 

主題歌/挿入歌

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市川段四郎さん死亡(段四郎... | トップ | ドラマ『明日の君がもっと好... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事