乱鳥の書きなぐり

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129;第二巻『目で見る民俗神 豊饒の神と家の神』萩原秀三郎 写真・文 昭和63年 5★

2011-10-25 | 読書全般(古典など以外の一般書)


 129;  第二巻『目で見る民俗神 豊饒の神と家の神』





       
 ★★★★★
   ここのところ、わたしにとって興味深い本に出会い続けている。



 萩原秀三郎 写真・文

 東京美術刊

 124ページ

 昭和63年

 1400円



 以前、第三巻『目で見る民俗神』「境と辻の神」を読んだが、今回は『目で見る民俗神』の第二巻 「豊饒の神と家の神」を楽しむ。

 疑問に感じていたいくつ化が解決できたと大喜び。

 たいへんためになった。



 目次をコピーペーストしようと思い探したが、一向に見つからない。

 仕方が無いので 写そうと思い、 「豊饒の神と家の神」 や「田に鎮まる神 畑に集まる神」 と打ち込んだが、なんだかやりたいことが多い。

 なのでスキャンすることにした。















    memo



 田の神
 
   おもてなし

 花見

   打ち植え祭 カギ引き

 種籾俵

   某先生が「種もみは種を洗うだけです。」と教えて下さったが、種籾はやはり神事の意味も含まれていた。

   ゆえに関西でも、神聖なる井戸水を使用したのだと思う。

 田の水口

   武藤康弘先生の公演で聴いたように、色花などを添える地域は多い。

 中国地方 花田植え              広島

   樽に神霊が宿る。

「説文解字」

   春分に龍が天昇。秋分に地中or水界。

 十五夜

   収穫を祝う。
   稲草祭                   宮城
     赤飯、枝豆   狐のいそうな山に供えにいく。

 十日夜 とおかんや

   藁でっぽうで地をたたき豊穣祈願
   藁でっぽう  生産の呪術

 正月                島根
  
   正月さん 正月さん 何処からお出でた
   三瓶の山から 蓑かぶって笠かぶって 
   コトコトお出でた          

 蓮の葉   穢れと異常死者

   今年のお盆前に地場農家のスーパーで蓮の葉が売られているのを見た。
   何に使うのかと思っていたが、本書で解決。
   
  1 ガキ棚 (施餓鬼 せがき
     施餓鬼の供えものは、蓮の葉に盛る。   福井
  2 蓮の葉に供え物を乗せて海へ出す       長崎  

 初節句

   蓑の中に座らせ、将来を占う。
   蓑や籠の霊力は各氏に注目されている。

 オシラ様
 
 ほか
  


 

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