乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『大和石仏巡礼』 高階成章 著 駸々堂ニコンカラー双書 046

2008-05-15 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

(写真は 中国の山西省でみた、芝居の版画。)

 

 記録だけ  2008年度 44冊目   

 

   『大和石仏巡礼』

   

                   

 高階 成章 著

 駸々堂ニコンカラー双書 046

 駸々堂出版 株

 昭和52年7月10日 第1版発行

 142ページ 500円+税

 

『大和石仏巡礼』を楽しむ。

 奈良にも石仏はいっぱい。

 造形的にも興味があり、この目でみたいと感じた。

 

 仏教がはいる前から 疫病や悪霊を防遏(防遏)する意味合いを持って、村境や峠、辻、橋のたもとなどに地蔵尊や阿弥陀仏の石仏をたてられたらしい。

 村境や峠、辻、橋といえば、あの世とこの夜の境界線・・・知人に聞いたようなことが 丁寧に記されていた。

 

 今年、山辺の道に行った時に見た、金谷の石仏も拓本にされ、載せられていた。

 拓本においては、昔、某寺のご住職に教えていただいて、私も拓本をさせていただいたことがある。

 金谷の石仏もその姿の美しさに少し惚れていたので、それぞれに親しみを感じた。

 楽しいので、今後も本も選んでみたいと思う。

 

 ところで、駸々堂ニコンカラー双書で思い出したが、昔は京都の三条河原町角には、駸々堂書店があった。

 この本屋には、一体何度くらい行っただろうか・・・。

 行く旅に誰か友人に出会った。

 駸々堂書店では 当時、幼稚園からの友人もバイトしていて、

「5パーセント引きで買えるよ。」

と、言ってくれていた。

 その暖かな言葉に、何度か甘えさせていただいた事が、懐かしい。

 

 京都は自転車かミニバイク移動する学生も多い。

 京都はどこか店に入ると 結構お金がかかるので、みんな 工夫する。

 鴨川や(古)本屋、神社仏閣、公園などで本を読んだり、友人と話すことが多い。

 大阪ではあまりみることのできない、学生文化の一つかも知れない。

 駸々堂か・・・。懐かしいな・・・。

 そういうと、柏餅味噌あん ぎりぎりの季節なんだ。

 

 


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4 コメント

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駸々堂 (綾子)
2008-05-16 08:25:51
本屋さんの前には、自転車。大学生が、いっぱいでした。立ち読みが多くて、つぶれたのかな。北の喫茶店はご存じ?あれは系列が違うのかしら。
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駸々堂 (綾子さま)
2008-05-16 17:08:44
机の大きな茶店ですか・・・。何度か一人で行きました。あそこはゆっくりと過ごせたことを覚えています。書店とは関係ないと思いますが・・・どうでしょうか。
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Unknown (オオタ)
2008-05-21 12:10:10
そろそろ小生も、巡礼の旅に、出かけますかな。
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コメント、ありがとうございます。 (オオタ様)
2008-05-22 00:07:44
そうですね。
奥様とのお散歩も、楽しんで下さいね。お話お待ちいたしております。
返信する

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