伊勢街道を遊ぶ �
『禁葷酒(きんくんしゅ)』 奈良・安能寺
奈良・宇陀郡/安能寺 ▲
伊勢街道を遊ぶ � (乱鳥記録) ▼
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3b76303cbf7dbb14d7be7093e4976560
先日 伊勢街道の一部を楽しんだ。
安能寺の山門で、『禁葷酒』と書かれた石碑を見た。
『禁葷酒』とは、なんぞや???
調べていたが、どうも分からない。
読み方さえ分からないという、もの知らずの乱鳥。
気になって仕方がなかったので、本日 夕食時に家族に問うてみた。
家族は、『きんくんしゅ』と読むのだと 教えてくれた。
家族はせきが切れたように、『禁葷酒』とは、臭いものを食べたり酒を飲んで門に入ったり 、寺に持つ込んだりしてはいけないことだと教えてくれる。多分、中国から来た言葉だという。例が長い。まるで立て板に水だ。
彼にこういう事を訪ねると、目を輝かせて話す。但し、話がとまらないのが、たまに傷。いつものことである。よしよし・・・^^
ふ~~ん、そうなんだ~~♪
私はてっきり『きんぐんしゅ』と読み、「酒を飲んだもの(群衆)は入ってはいけない」といういみだと思っていたよ。
よくみると、確かに『軍』では無く、『葷』なんだ。
「くさかんむり」がついているよ・・・。
調べてみると、『葷』とは 五葷(ニンニク・ネギ・ニラ・ラッキョウ・ノビル)などの臭い野菜のことを言う。
「くさかんむり」の「(五)軍」なんて、洒落た感じだな!と感心することしきり無し。
五葷は、精力がつき、人間の心を乱すたる理由などで、修行の妨げになると考えられて禁止されたらしい。
なるほど~、納得、納得。
酒を飲んだり、酒を持ち込んではいけない・・・。
ククク・・・・・・。
馬鹿な私は 歌舞伎の『鳴神』を思い浮かべ、ほくそ笑む、いつもながらの阿呆であった。
『鳴神』 我當丈 (乱鳥歌舞伎観劇記録 ▼)
(注)開設当時は歌舞伎関係記録は、意識的にカナなどを使用にしておりました。
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/bf9bc57cfa2b321e61cb8387971b1692
『鳴神』 愛之助丈 (乱鳥歌舞伎観劇記録 ▼)
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/64455ab646b9bffbb90fa22cb4845b5a
大阪民族博物館 記録 『鳴神』の衣装の写真あり ▼
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/s/%CC%C4%BF%C0
韮、にんにく、ねぎ等大好きなもので、家では別扱いされていました。お寺でもですか。
仕事柄、前日は食べないようにいわれ続けられ、結局一週間「禁くん酒(僕のワープロでは一発で出ない)」、土曜日は餃子屋に駆け込んだようなものです。別にこれで精力がついたわけではないですが、においのするものは全てが美味しいような気がします。「くさや」「ふなすし」しかり。いい勉強になりました。(それよりも、どうしてこの漢字が出ないのかなあ)
ネギやニンニク、韮・・・好きだな^^
「くさや」「ふなすし」は、食べたことが無いのです。
「納豆」は結婚後、鹿児島や山形の納豆がおいしくて、食べられるようになりました。
岩手の「ホヤ」の造りには驚きましたが、おいしい日本酒で何とか完食。好きな人も、多いそうですね^^
禁くん酒の文字を前に置いて、不謹慎ですかね(笑み)
多分・・・ですが、このブログで
禁葷酒
をコピーして、パソコンに文字登録すれば、できるのではないでしょうか?
余談ですが、私は初め
きんぐんしゅ
だと思い、パソコンでは出てきませんでしたよ。
馬鹿ですね^^(笑み)
家族がパソコン以外のソフトを入れてくれていますので、そのせいか、
きんくんしゅ→禁葷酒
は出てきました。
深堀大三郎さん、今日も良い天気ですね。
お仕事、頑張って下さいね^^