乱鳥の書きなぐり

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ドキュメンタリー特番『氷と雪に閉ざされた秘境の地 天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間』

2020年03月08日 | 民俗考・伝承・講演
 ドキュメンタリー特番『氷と雪に閉ざされた秘境の地 天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間』を見た。


 始まってしばらくすると、、チベットザクラとして、カンヒザクラのように垂れ下がった赤い花が紹介された。

 映像で捕らえられた花があまりにも似ていたので、メモしておこう^^ 


『氷と雪に閉ざされた秘境の地 天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間』の映像はあまりにも美しく、素晴らしかった。

 過酷な雪深い地で、人々はたくましく生きるすべを探りつつ、伝統をも重んじ生きておられた。


 仮面劇の仮面は、法隆寺の伎楽の大きな面に似ていた。

 色鮮やかな紐でくるくると舞い、邪気を払いという点で、紐状の布と棒との違いはありが、京都祇園祭の綾傘鉾の踊りを思い浮かべた。

 ヒマラヤのこの地の仮面劇は、テレビ朝日によれば、世界で初めての映像だとのこと。

 民俗学の複数本によれば、人間が生きる上で 突如各地で同じような文化が生まれることがあるというので その典型例か、あるいは中国等から伝わってきたのかと思案する。


 四日八日十六日の断食、その後の大きな丸い穀物や米の二種類の団子をカレー状の料理につけて食べる。

 その丸の意味も多分あるのだろうなと思うが、私にはわからない。

 
 それにしても四日八日十六日とは、長い断食だ。

 イランのラマザーンは一ヶ月ほどだったと思うが、明け方から、夕暮れ七時まで。水なども一切禁止。(病気の人などは省く)

 七時になると家族や親戚が集まり、食事を楽しむとのことであったのでなんとかなりそうにも思うが、テレビ朝日の放映が本当であれば気が遠くなりそうな話だ。

 ただ、断食明けにすぐに濃度の濃い 茶碗目一杯の粥をすすっておられたので、あれ?っと思ってしまったのも事実である。


 正月の女性たちの踊りを見て、中国雲南省の踊りを思い浮かべた。

 麗江にもう一度行ってみたい。


 上にも書いたが美しい映像が続き、過酷な自然も映し出され、圧倒されてしまった。

 最初と最後にちらりと映った牛(ヤク)の木面を被った踊り。

 テレビでは説明されなかったが、牛(ヤク)の面の祭りは、おそらく五穀豊穣を意味すると感じた。

 
 

 




 
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