乱鳥の書きなぐり

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『女ひとりドケチ旅』 中国・パキスタン・イラン・トルコ・東欧へ

2008-05-30 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

(イランのシーラーズにある、エラム庭園。昨年の9月16日に訪れた。秋バラには少し時季がはやく、残念。イラン、そして中でもエラム庭園のバラは、有名。

写真はエラム庭園のセラミック製のタイル画。現在のイランでは想像がつかないくらいに刺激的な模様(画)であり、興味深い。)

 

 記録だけ  2008年度 51冊目   

 

  『女ひとりドケチ旅』

   中国・パキスタン・イラン・トルコ・東欧へ

 

 

 辻 みゆき 著         

 BOC出版社    

 1997年4月15日 第1版発行

 214ページ 1500円+税

 

  5月29日、 『女ひとりドケチ旅』中国・パキスタン・イラン・トルコ・東欧へ  を読む。

 面白くて、つい声を立てて笑ってしまった。

 今日は私以外に 家族が二人いたからたまらない。

 自分の世界に入り込み、面白おかしすぎて、とんだ恥をかいてしまった。

 

 この著者、相当の才女。

 ただ、ひとり旅と行っても、いつも誰かとつれだって行動しておられた様子。

 男女を問わず、時には外人、時には日本人。

 果ては終点の留学先でドイツ人学生と、ハッピーエンド。

 幸運な旅で、一件落着。

 読み終えて、安心を胸に、ほっとした。

  

 著者は40日間のシルクロードの旅で、かなり長い間熱を出したり風邪をひいておられたようだ。

 この本を教訓に、次回 機会があるならば、子供にアスピリンなどを多めに持たせてやりたいと感じた。

 ささやかな、親心といったところか。

 

 本書の写真を見ると、著者の 辻みゆきさんは、私から見て、非常に好感の持てる 知性的で行動的な美人であった。

 そんな素敵な女性がゆえに、親の立場で はらはらしながら読んでしまう。

 時にははらはら、時にはどきどき。

 楽しい時間を過ごせる一冊。

 

 


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