乱鳥の書きなぐり

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お宝を発見。  『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』  1巻:○四裏 ○五表まで

2018-06-15 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
                       写真は我が家





『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』

 源子誠[著]  


 [出版地不明] : [出版者不明],

 天保15[1844]序

 和装. 袋綴じ

  深川文庫,古家舘,東宮文庫,下毛野古家舘圖書印




 県の図書館で、お宝を発見。

 和綴の本で『古今和歌集遠』(6巻)があるが、源子誠著の『古今和歌集遠』の補正本というものが存在した。

 初めの2,3ページは日本語漢文

 本居宣長のなもしっかりと記されている。

 今回は1巻:○四裏 ○五表(一般的に言う、オ12 ウ11まで)楽しませていただいた。。だが、その実ノートも取らず上滑りである。

 このような本を図書館で実際に手にとって楽しむことができるのはありがたい。字をおって表面を泳いだに過ぎないが、楽しい時間を過ごさせていただいた。


 図書館の『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』は、色焼け、シミ、虫食い、水濡れは全くなく、とても清潔だ。

 あまりにも美しい本だったので、匂いを嗅いでみた。

 面も裏も背も綴じ方も丹念に楽しませていただいた。

 多分、私の顔は始終、にやけていたのではないかと少々心配。


『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』の著者である源子誠について調べて見たが、今ひとつわからない。

 今度時間がたっぷりとあるときに、知人に尋ねてみよう。


 他にも和歌関係の和綴本の所蔵が多い。

 帰宅後、私ってこんなに幸せでいいのか知らんと、いらぬ心配をしては時間を潰す。






 みなさま

 拙ブログにお付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。

 心より感謝いたします。


 

 
 

 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
佐保川沿いの図書館ですね。 (自閑)
2018-06-15 09:06:15
乱鳥様
佐保川沿いの図書館ですね。以前、司書の方から親切に関係図書を教えて頂きました。佐保川の桜並木がとても綺麗ですね。大伴家持もこの辺りを歩いたと思いながら帰り道を散策しました。
貴重な本を手にした時は、ドキドキワクワク感がたまらないですよね。
私も石川県の図書館で西行の家集を触らせて貰った時は、めくる度に感動しかありませんでした。
拙句
佐保姫とすれ違いさま振り返る
返信する
佐保川沿いの図書館です。 (自閑様 乱鳥です。)
2018-06-16 09:32:07
佐保川沿いを初めて歩いて図書館にたどり着いた時には、「これが彼佐保川か」と感動したものです。
佐保川を歩き、奈良が少し身近に感じたことを覚えています。

桜並木は郡山まで続いています。
花の季節にJR郡山から新大宮まで歩いたことがあります。
大変美しい桜並木ですが、図書館のあたりが一番密植されており、見ごたえと川の形状の美しさいう点から見ると、このあたりが素晴らしかったです。

それからというのもこの図書館に行く機会に恵まれ、何かしら楽しい思いをさせていただいております。

西行の家集を実際に手にとって見ることができるなんて、大変素晴らしいですね。
私にとっては、想像できないくらい貴重な時間を持たれたのだと、以前から思っておりました。

嬉しいコメントをありがとうございます。
感謝申し上げます。
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