乱鳥の書きなぐり

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『読めなくても大丈夫!  中世の古文書入門』     (五月に読んだ本の中で、オススメの本 1)

2018-06-04 | 読書全般(古典など以外の一般書)
 

    『読めなくても大丈夫!  中世の古文書入門』

 
     

 5月も多くの本を読みましたが、面白かったものが数冊ありました。

 本書はその中の一冊。

 読めなくても大丈夫!とは書かれていましし、読まなくてもことは足りるのですが、ある程度古文書に慣れ親しんだ方の方が、書式において読み進む上で楽しいかもしれません。

 簡単に記されていますが、知らないことが多く、メモを取りつつ読み進めました。

 小島道裕氏の他の本も読んでみたくなる一冊です。


 小島道裕氏といえば、『洛中洛外図屏風』の著者。

 また、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授でもあります。

 小島道裕氏紹介(下記)に、企画展『中世の古文書―機能と形―』(2013年)とありますが、私は『中世の古文書―機能と形―』をどこかで目にした途端に手元に置きたくなり、国立歴史民俗博物館から取り寄せた一冊です。

 ただいま、『中世の古文書―機能と形―』を目の前に置きながらこれを書いていますが、とても読みたくなってまいりました。

『中世の古文書―機能と形―』は素晴らしく出来の良い充実した図録です。

 一度、国立歴史民俗博物館にも行ってみたい。

 私の欲望は、『読めなくても大丈夫!  中世の古文書入門』により、ことごとく広がっております。

     

 

 


 『読めなくても大丈夫!  中世の古文書入門』



 

 

 読めなくても大丈夫!
 中世の古文書入門
 小島 道裕 著

  128ページ
 2016.10.24
 定価1,728円


 くずし字が読めなくても大丈夫! 古文書の機能と形に着目すれば、人びとの人間模様が見えてくる。源頼朝や織田信長、豊臣秀吉たちの心の内まで浮かび上がる、見て楽しむ古文書ガイド!

 著者
 小島 道裕 (コジマ ミチヒロ)
 国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授。専門は日本中近世史。古文書を見る楽しさをアピールした企画展『中世の古文書―機能と形―』(2013年)展示代表。著書に『洛中洛外図屏風』『信長とは何か』など。


 最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

 感謝申し上げます。
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