『重訂 解体新書』杉田玄白 著 大槻玄沢 訳 文政9年(1826年) 池長孟コレクション 神戸市立博物館
先日『プーシキン美術館展 フランス絵画300年』の後、神戸市立博物館常設展を楽しませていただきました。
その中に興味深い展示物が多くありました。
写真の『重訂 解体新書』もその一つです。
『重訂 解体新書』
杉田玄白 著 大槻玄沢 訳
文政9年(1826年)
池長孟コレクション
神戸市立博物館常設展示
神戸市立博物館常設展示を読てみますと、貴重な、そして主婦のわたくしには楽しい展示物が多くあります。結構なお時間を楽しませていただきました。ありがとうございました。
京都大学附属図書館様が富士川文庫『解体新書(重訂)』(上写真とは違う表紙)を所蔵されており、公開されてくださっております。ほんの一部を読ませていただきました。ありがとうございました。
『重訂解体新書』とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/12 16:26 UTC 版)より
『重訂解体新書』(ちょうていかいたいしんしょ または じゅうていかいたいしんしょ)は、杉田玄白らが出した解剖学書『解体新書』を大槻玄沢が訳し直した書。寛政10年(1798年)の作。刊行は文政9年(1826年)。文章13冊と図版1冊よりなる。
池長孟氏とは
ウィキペディア(Wikipedia)より
池長 孟(いけなが はじめ、1891年〈明治21年〉11月24日 - 1955年〈昭和30年〉8月25日)は、日本の教育者、美術品収集家。旧姓井上、号は南蛮堂。
神戸市出生。京都大学卒業後、池長通の養子となり池長性に改姓。
育英商業学校の校長をつとめる傍ら南蛮美術の収集を行い、1940年(昭和15年)、池長美術館を開館したが、戦局の悪化から同美術館は1944年(昭和19年)に閉鎖された。戦後の1951年(昭和26年)、戦災を免れた美術館の建物とコレクションを神戸市に寄贈した。これをもとに開館した市立神戸美術館は後に統合され神戸市立博物館の中核となった。小川安一郎設計のアールデコ建築は、神戸市文書館として使用されている
『解體新書』(かいたいしんしょ、解体新書)とは
ウィキペディア(Wikipedia)より
『解體新書』はドイツ人医師ヨハン・アダム・クルムスの医学書"Anatomische Tabellen"のオランダ語訳『ターヘル・アナトミア』を江戸時代の日本で翻訳した書。西洋語からの本格的な翻訳書として日本初。著者は杉田玄白。安永3年(1774年)、須原屋市兵衛によって刊行される。本文4巻、付図1巻。内容は漢文で書かれている。
ヨーハン・アーダム・クルムス(独: Johann Adam Kulmus 、1689年3月23日 - 1745年5月30日)
ウィキペディア(Wikipedia)より
ドイツ(プロイセン)の解剖学者。杉田玄白や前野良沢らが翻訳を行った『解体新書』の主原著である『ターヘル・アナトミア』(独: Anatomische Tabellen 、『解剖学図表』、1722年)の著者である。従妹に詩人・喜劇作家のルイーゼ・ゴットシェット(Luise A. V. Gottsched)がいる。
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