乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

歌舞伎『茨城』河竹黙阿弥作  名作歌舞伎全集 18巻 家芸 歌舞伎十八番の内 東京創元新社

2020-09-07 | 古典全般(奈良〜江戸時代)

永慶寺(大和郡山)

 

 

 

『茨城』名作歌舞伎全集 18巻 家芸 歌舞伎十八番の内  東京創元新社

 

 

 河竹黙阿弥作

 明治十六年 新富座で初演

   五代目 菊五郎

   初代  左団次

 松羽目物

 舞踊劇

 内容的には『戻橋』の続編

  『戻橋』は茨木童子が渡辺綱に腕を切られる。

  『茨木』は腕を取り戻す。

 

実は切り取られたのは右手だが、舞踊など演じにくいので、左手に変えた。

  菊五郎型 六代目菊五郎 親指をだし四本の指を隠す。

  梅幸型  六代目梅幸  手を出して動かさず演じた。

  芝翫型  七代目芝翫  左手を裾の中に隠して演じる。

     乱鳥の書きなぐり→歌舞伎『茨木』中村芝翫(七代目)、片岡仁左衛門 歌舞伎座  5★/5 (松羽目物 新古劇)

 

 

「傍(かたえ)へ擦り寄り、差し覗き

「次々次々面色代わり

中なる腕を見て、思い入れよろしく

鬼の半面になり、きっ!と見る。

 

 上の場面、七代目芝翫、うまかったなぁ^^v

 仁左衛門も声が出るくらいにかっこよくって^^v

 あまりにも面白く、興奮していたせいか、明け方近くまで寝付かれない乱鳥でした^^

 

 

 

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