乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『疱瘡心得草』読了^^v   『疱瘡心得草』20 19丁裏 20丁表(布)志水軒朱蘭 述 

2020-07-13 | 疫病:疱瘡心得草 他



    『疱瘡心得草』20 19丁裏 20丁表(布)志水軒朱蘭 述 



 『疱瘡心得草』 志水軒朱蘭 述
 一冊
 出版 蓍屋善助
 寛政10 [1798]
 国立国会図書館デジタルコレクション 
 請求番号 852-26

 
読んでいる本(click) 
    ↓
 『疱瘡心得草』

 

 

 

国立国会図書館所蔵

19丁表

 水痘(へいない)の心得(こゝろえ)の事

水痘(すいとう)ハ、へいないも、といふ 痘(いも)に似て出るにやすく かせ

安(やす)し、始(はじめ)て出(いで)る洗(さき)潤(うるほ)ひて、水(みづ)を持(もつ)て有(ある)ゆへに、水痘(すいとう)と

いふ、惣身(そうしん)ほとおり、二三日をまたず、始終五六日にして、

其瘡(そのかさ)水膿(みづうみ)ばかりにして収(おさま)る、療治(りやうじ)禁忌(きんき)の事、痘(いも)

疹(はしか)にかわる事(こと)なし、其内(そのうち)痘(いも)疹(はしか)は一生涯(いつしやうがい)に一度する

ものにて、水痘(ついないも)は両三度もするもの有(あり)、痘(いも)ハござうの


19丁裏

事(こと)を弁(わきま)へて、軽(かろき)重(おもき)を分別(ふんべつ)すべきことなり、

 

疱瘡(ほうさう)心得(こゝろへ)草(ぐさ) 終

 

寛政十年

  戌午の春業行

 

 平安 書林    

         寺町四条上ル町

            蓍屋善助

 

20丁表(布)

 

 

 

 

            柴田甚之助

              印

 
 
 
 
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『疱瘡心得草』19 18丁裏 1... | トップ | 流行病をふせぐ意得(こゝろ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

疫病:疱瘡心得草 他」カテゴリの最新記事