乱鳥の書きなぐり

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菅原道真7 手向山八幡宮 このたびはぬさもとりあへずたむけ山 紅葉の錦神のまにまに

2014年02月24日 | 菅原道眞
(「北野天神縁起絵巻」)



  道真7
  手向山八幡宮(奈良県奈良市雑司町)



 手向山八幡宮(たむけやま)
 所在地 奈良県奈良市雑司町434

 創建 天平勝宝元年(749年)
 別名 東大寺八幡宮

 手向山八幡宮は、奈良県奈良市に鎮座する神社。手向山神社とも。

 奈良市街東部の手向山麓に位置。
 手向山は紅葉の名所として知られる。
 ただし、実際にもみじを手折ったのが奈良のどこの山かはしらない。



 古今和歌集
   朱雀院の奈良におはしましたりける時にたむけ山にてよみける    菅原朝臣

  420
  このたびぬさもとりあへず たむけ山 紅葉の錦 のまにまに



     ぬさ
       道中の安全を祈願する時に使う、布や紙などと小さく切った幣など
    
    「朱雀院」とは宇多上皇。
     宇多上皇は32歳、菅原朝臣は54歳。

     このたび
      この旅
      この度

     神
      手向山の道祖神を指すのか…。



  メモ:「扶桑略記」
      第二十三・醍醐天皇上
       「宮滝御幸記」(菅原道真)からの抜粋のものか…。




 よくわからないが、手向山八幡宮(奈良県奈良市雑司町)が座ったと伝承され手いる石があるらしい。
 東大寺の近くならば行く機会に恵まれている。
 菅原道真を意識して、一度訪れてみよう…。




     このたびはぬさもとりあへずたむけ山 紅葉の錦神のまにまに





 
 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ  菅原道真 その1
 
 菅原道真 (菅原 道眞)  その2 秀才道真、業平と親交が深かったか…

 27;東風吹かば… 春を忘るな・(春な忘れそ) 『大鏡』『拾遺和歌集』菅原道真 その3

 菅原道真 その4 メモ

 菅原道真 5 大宰権帥に左遷。「日本三代実録葉」完成を報告したのは、時平と大蔵善行(901年)

 菅原道真は ろ号券 五圓紙幣にも登場していた。 菅原道真 6

 菅原道真7 手向山八幡宮 このたびはぬさもとりあへずたむけ山 紅葉の錦神のまにまに

   ☆ ☆ ☆
北野天満宮所蔵『北野天神縁起絵巻〈承久本〉』「平成記録本」全9巻 京都文化博物館 京の至宝と文化

乱読記録2012年97:『日本絵巻大成21 北野天神縁起「承久本」』解説/ 岩波古典『菅原文草 菅家後集』

『天神縁起の系譜』「北野天神絵巻」(承久本)から巻一、巻二 須賀みほ編








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