乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

日記  鴨川をどり

2006-05-06 | 舞台・芝居
日記




  

 KAMOGAWA ODORI








 今日は少しおめかしをして、家族と鴨川をどりに行きました。

 男性陣はスーツ、一方女性たちは着物という装い。

 今回は控えめの柄の加賀友禅にいたしました。

 

 

 席の周辺は先斗町の関係者やご贔屓筋がほとんどで、会場は華やぎが伝わってきます。

 すぐそばの席にも舞妓さんや芸者さんたちが、ご贔屓さんと肩を並べて、舞台を観ておられました。

 やはり華やかで殿方の世界といった感じがいたします。

 




 京都はとても懐かしい・・・

 何しろ私の生まれ育った町なのですから・・・





 こどものころは毎年、父につれられて都をどりや京をどりを観に行っていたことを思い出します。

 駿河屋のじょうよう饅頭と一保堂の抹茶は美味。

 毎年シリーズで貯まる皿も、なんだか嬉しいものです。




 鴨川をどりが始まると、京に初夏の風が吹くような気がいたします



 

 そうすると・・・




 鯖寿司が美味い。

 鱧の落しが美味い。

 筍も豆腐も、ちりめん山椒も好き・・・

 今月は柏餅の味噌餡も格別です。





 美しいものに囲まれて、楽しい芝居や舞台を観る。

 美味いものに囲まれて、一日が過ぎてるく喜びを感謝しています。





 ところで鴨川をどりは先斗町歌舞会の主催だそうです。

 鴨川沿い、鴨川の川床ならびに位置しています。




 同じ川床でも、貴船はKAWADOKO,鴨川はKAWAYUKAという具合に呼び名が違うのも興味深いですね。






 ちなみに同じ川床でも、根は張るが、私の場合は貴船の方が身近な感じがいたします。





 これから蛍の季節を迎えるが、是非みんなにも貴船にも出向いていただければ、きっと満足されることと思われます。

 ただし少し寒いので、羽織物は持参された方がよいかも・・・。





 蛍の季節は6月。

 この時期を逃すと、ヘビトンボといったかなり大きくてビックリするような形態の昆虫が貴船に出現いたします。








 今年の鴨川をどりの演目は、



   1)雪女御扇面姿絵   (5場)


   2)四季の草子     (5系)

     1)春は曙
     2)夏は夜
     3)秋は夕暮れ
     4)冬は勤めて
     5)京につどう


               です。


 

 2)四季の草子は毎年舞割れているようです。





 これはかなり華やかで歌舞蓮所のお舞台を観ているといった満足感が味わえます。

 真正面にはおどり、花道にもおどり。

 花道の置くには三味線や鼓や太鼓。

 歌もおどりも美人どころのせいぞろいで、鴨川おどりを堪能できます。




 秋は夕暮れで舞割れていた濃灰色の装いに女性の舞いは、切れのよい、粋な舞いで心地がよいものでした。

 相当な美人で、おどりもお上手。

 やはり、先斗町もなかなかのものだと痛感いたしました。




 本当に・・・鴨川をどりが始まると、京に初夏の風が吹く。


 鴨川をどりが始まり、葵祭りを迎えた後には、どこかしらから祇園囃しが聞こえてくる・・・



 
 

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