乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

歌舞伎『大商蛭子島』(おおあきないひるこがしま)平成29年2月 尾上松緑 中村勘九郎 中村七之助 市川團蔵 中村時蔵 他

2021-01-01 | TVで 歌舞伎・能楽

 

 歌舞伎『大商蛭子島』(おおあきないひるこがしま)平成29年2月 尾上松緑 中村勘九郎 中村七之助 市川團蔵 中村時蔵 

 

出演:尾上松緑 中村勘九郎 中村七之助 中村児太郎 市村竹松 大谷廣太郎 市川男寅 中村福之助 坂東亀寿(現・亀蔵) 市川團蔵 中村時蔵

 

 中村七之助と中村時蔵の演じ方に見とれる歌舞伎『大商蛭子島』であった。

 正月早々の歌舞伎は、嬉しさがこみ上げてくる。

 

 芝居が多少なりとも好きで良かった。

 今年も私にとって、良い年の始まりの予感がする。

 充実を感じる時間をつなぎ合わせて、日々を過ごす一年でありたい。 

 

 

歌舞伎狂言。時代物。4幕。

初世桜田治助・増山金八らの作。

1784年(天明4)11月江戸中村座の顔見世狂言として初演。

配役は河津祐安・源頼朝を3世沢村宗十郎,股野景久・文覚・北条時政を5世市川団十郎,伊藤祐親・長尾為景・長田景宗を3世大谷広右衛門,鎌田正清娘清滝を初世中村里好,北条娘政子を初世山下万菊,伊藤娘辰姫を初世三枡徳次郎ほか。

一番目(前3幕)に曾我兄弟の仇討物語の発端である河津祐安の落命までを,二番目(4幕目)に源頼朝の平家追討の挙兵までを主題材とした〈伊豆日記〉の世界を描いた作。(世界大百科事典)

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ドラマ『蛇のひと』三好晶子脚本 森淳一監督 永作博美 西島秀俊 國村隼 北村有起哉 勝村政信 河原崎建三

2021-01-01 | ドラマ

 

 ドラマ『蛇のひと』

 三好晶子脚本 森淳一監督 

 永作博美 西島秀俊 國村隼 北村有起哉 勝村政信 河原崎建三

 

 

 西島秀俊の役所の、手を下さぬ完全なる計画。

 子供時代の義太夫の上手さゆえの実子を取り巻くいじめ。そして実父からもらったたった一つの宝物であるガラスの万華鏡を実子に捨てられたことから、自分を作り上げ、別の自分に演じきり、相手を負に向かわせる完全計画を計画し、行動するようになる。

 しかし、画家は成功し、取り上げ捨てられた大切な万華鏡は、手元に戻る。

 さて、ここからの彼の人生は、一つの分岐点。

 これ以上は言いますまい。

 ネタバレなしの簡単な記録のみにて失礼いたします。

 

 このドラマは、好きだな^^

 

 

 

  • 脚本
    三好晶子
  • 監督
    森淳一

 

  • 永作博美
  • 西島秀俊
  • 板尾創路
  • 劇団ひとり
  • 田中圭
  • ふせえり
  • 勝村政信
  • 佐津川愛美
  • 北村有起哉
  • 奥貫薫
  • 河原崎建三
  • 石野真子
  • 國村隼
 
 
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【室町時代 正月遊戯】『月次風俗図』(つきなみふうぞくずびょうぶ)(部分)東京国立博物館蔵  2021.01.01 近世初期の正月風俗

2021-01-01 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風

 

 【室町時代 正月遊戯】

  『月次風俗図』(部分)東京国立博物館蔵  

 

 迎春

 今年も、充実の一年を送りたい。

 皆様に、そして、全ての生物に、幸あれ! 

       2021.01.01 乱鳥

 

『月次風俗図』【正月遊戯】(部分)東京国立博物館蔵 『年中行事絵巻』【正月遊戯】

『年中行事絵巻』【正月遊戯】解説p.134より 中央公論社 小松茂実

『月次風俗図』(つきなみふうぞくずびょうぶ)【正月遊戯】(部分)東京国立博物館蔵 

の上部分

正月の遊戯として、

  毬打

  羽子板

  ぶりぶり(八角の木に紐をつけ、ぶりぶりで受け止める)

が、描かれている。

 

今でこそ羽子板で遊ぶ子を見かけなくなったが、私が子供の頃は、遊んでいた。

羽子板で遊ぶ様子が、室町時代の正月風俗として、『月次風俗図』に描かれていたのだとほくそ笑む。

喜ばしい、年の始まりである。

東京国立博物館蔵 
8曲1隻
紙本着色
各縦61.1-61.8 横39.9-42.2
室町時代
16世紀
重文 

 

 

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映画『サクライロ』2014 30分 斎藤工監督 斎藤工 奥田恵梨華 水橋研二

2021-01-01 | 映画

 

 映画『サクライロ』2014 30分 斎藤工監督 斎藤工 奥田恵梨華 水橋研二

 

 

 斎藤工のこの映『サクライロ』も言わんとすることがひしひしと伝わってきた。

 筋書きもいい。

 細やかな配慮もいい。

 筋書きも良い。

 役者の演技も良い。

 

 最初に斎藤工が透明の緑(アクリル系透明水彩絵の具)を多用していた。

 キャンバスではなくワトソンに書かれた絵は抽象画であったが、手や服についた絵の具、画用紙の裏についた絵の具まで透明の緑であった。

 又、皿の上に置かれた三つのパンの一つにも、緑の絵の具がついていた。

 

 惜しいのが、画用紙の裏の絵の具。

 画用紙左裏であったが、筆で3つ4つ、右向きに筆置きの点が置かれていた。

 あれは左手人差し指、中指あるいは薬指で画用紙の裏を掴み、左指の指紋が左下に点があ走るのがふさわしいであろう。

 

 もう一つ。

 デッサンではないので強調はできないが、絵を描く場合は菓子パンを皿に並べるのではなく、袋に入ったままの食パンがふさわしいであろう。

 それ(食パン)をちぎりながら口にほうばり、緑の絵の具がついた食パンが無造作に食パンの袋の上に乗せられている方が、よりリアルである。

 デッサンやクロッキーではなかったので強要はできないが、食パンは消しゴミの代わりに使われたり、ぼかしたり、絵を描く上で色々と重宝する。

 

 さらに一つ。

 言わんとしたことは十分に伝わったが、抽象画にせよ、いくらなんでもえが下手すぎ、色感が悪すぎた。 

 もう少しまともな絵を何枚かは加えていただかないと、いくらなんでも初心を振り返る思い出の絵を個展会場で繰り広げたとしても、映画の面白さが半減するのが口惜しい。

 

 斎藤工の志や目指すものに対する姿勢は、私は好きなので、これからも自由に、どんどんと自分の思う作品を作り続けられればいいなと感じた。

 こういう向上心のある役者は素晴らしいと私は思う。

 

 

 

 

斎藤工作・監督

斎藤工 奥田恵梨華 水橋研二

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