乱鳥の書きなぐり

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第38回俳優祭「月光姫恋暫」(かぐやひめこいのしばらく)五場 歌舞伎座 平成29年3月28日(火)

2020-04-28 | TVで 歌舞伎・能楽

 第38回俳優祭「月光姫恋暫」(かぐやひめこいのしばらく)五場
歌舞伎座 平成29年3月28日(火)


 考玉(仁左衛門、玉三郎)から始まる「月光姫恋暫」
 菊五郎あっぱれ!わざとリアルに演じ、真の笑いを誘う。
 シッチャカメッチャカのコミカルな俳優祭「月光姫恋暫」は、初めから最後まで面白おかしく、また、『竹取物語』の範囲を超え、歌舞伎『暫』をつなぎ合わせ、面白さに加えて歌舞伎の醍醐味をも加えた形。
 こういった芝居なら、歌舞伎の良さを残しながらもおかしみ多く、若い方にも取り入れやすいのではないかと感じた。
 たまにはこういったお祭り気分な芝居も良いものだと感じた。
 ところで、七之助、今回も美しく、歌舞伎色豊かで安堵した^^
 また、最後の藤十郎のご挨拶も聞け、喜びはひとしおだった。



 三、『月光姫恋暫』-かぐやひめこいのしばらく-五場
 ここは天界・月宮殿。王と妃は、美貌にもかかわらず生まれつき気性の荒い一人娘・かぐや姫の行く末が心配でならない。
 今日も今日とて、姫に仕える局たちに大けがを負わせる始末。とうとう王と妃は、かぐやを地球へ修行の旅に出すことにし、「汝に欠けたるものを会得するまでは、王女として迎え入れることはできぬ」と厳命する。
さて、何がおこるか、どうぞお楽しみに。



左から月宮殿の王(仁左衛門)と月宮殿の妃(玉三郎)
左から月宮殿の王(仁左衛門)と月宮殿の妃(玉三郎)
左から竹取の媼(海老蔵)と竹取の翁(菊之助)
左から竹取の媼(海老蔵)と竹取の翁(菊之助)
かぐや姫(猿之助)
かぐや姫(猿之助)
左から龍野(七之助)、山男(勘九郎)、大友大掾(彌十郎)
左から龍野(七之助)、山男(勘九郎)、大友大掾(彌十郎)
謎の男(幸四郎)
左から謎の男(昼の部:幸四郎、夜の部:愛之助)
王子 左から中車、市蔵、鴈治郎、左團次
左から王子(中車、市蔵、鴈治郎、左團次)
左から頼国(勘九郎)、松若(染五郎)、かぐや姫(猿之助)
左から頼国(勘九郎)、松若(染五郎)、かぐや姫(猿之助)
左から帝(菊五郎)と陰陽博士(吉右衛門)
左から帝(菊五郎)と陰陽博士(吉右衛門)
左から帝(菊五郎)、右大臣(梅玉)、陰陽博士(吉右衛門)
左から帝(菊五郎)、右大臣(梅玉)、陰陽博士(吉右衛門)
配役
かぐや姫 市川猿之助
竹取の翁 尾上菊之助
竹取の媼 市川海老蔵
山男実は
大友常陸之助頼国 中村勘九郎
藪島入道竹斉実は
吉田宿位之助松若 市川染五郎
大友大掾 坂東彌十郎
大友家侍女龍野 中村七之助
東の国の王子 市川左團次
西の国の王子 中村鴈治郎
南の国の王子 片岡 市蔵
北の国の王子 市川 中車
ピンの局 片岡 亀蔵
ポンの局 市川 猿弥
パンの局 市川弘太郎
狼 がぶ 中村 獅童
山羊 めい 尾上 松也
宮越玄蕃 中村 亀鶴
巻弥藤次 中村吉之丞
群衆侍 市川 新蔵
群衆男一 市川新十郎
群衆男二 市川荒五郎
群衆女一 中村 梅乃
群衆男 中村吉二郎
群衆男 片岡松太朗
群衆男 中村橋三郎
群衆男 中村 梅寿
群衆女 中村仲之助
群衆女 中村 福緒
群衆女 中村 京由
奴 中村蝶八郎
奴 坂東 大和
奴 市川 升一
奴 尾上音之助
奴 市川段一郎
奴 中村 京純
奴 市川右田六
奴 尾上 松悟
衛士 坂東 八大
衛士 坂東 彌風
衛士 尾上音一朗
官女 市川 右若
官女 市川 猿紫
月宮殿の仕丁 中村 橋弥
月宮殿の仕丁 中村福太郎
月宮殿の仕丁 市川右左次
月宮殿の仕丁 中村福太郎
月宮殿の仕丁 市川右左次
月宮殿の仕丁 市川 新次
天女一 中村 魁春
天女二 中村雀右衛門
天女三 片岡孝太郎
天女四 中村 梅枝
帝の随臣 市村橘太郎
右大臣 中村 梅玉
月宮殿の王 片岡仁左衛門
月宮殿の妃 坂東玉三郎
陰陽博士 中村吉右衛門
帝 尾上菊五郎
謎の男(昼の部) 松本幸四郎
謎の男(夜の部) 片岡愛之助
ごあいさつ 坂田藤十郎
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