【期間限定配信】三月歌舞伎座『伊賀越道中双六 沼津』舞台映像
Igagoe Dōchū Sugoroku NUMAZU
松本幸四郎
片岡孝太郎
松本吉之丞
坂東弥十郎
松本白鸚
この演目もお気に入りの一つ。
ワッセワッセとカゴには乗らす、♪いぃ〜ぃぃぃ〜ぃ、いいしい、いぃい〜、、、といの一番「い」で宿場を駆け巡る。
前半で笑いに笑い、後半で涙する。
筋書きがしっかりとし、前半は途中俳諧を匂わす言葉や、掛詞(例えば、「とこ」)。
また『東海道中膝栗毛』を思わせる当時の往来の様子やさかさか言葉まで出てくるから、面白い^^
後半は一転。涙涙の物語。これだから、『沼津』はたまらない。
新幸四郎と現白鸚は、今回の『伊賀越道中双六 沼津』ではなかなか良かった。
これって、ここ十数年このお二方、関西ではこんなに熱のこもった舞台を見てない。
ということは、南座や松竹座では、ムニュムニュ、、、ってことなの?
今回、孝太郎が大熱演。
良かった。
もう少しオーバージェスチャーと芝居八倍の言い回しにされると、私のとても好きな七代目芝翫丈にも似ているような、そんな錯覚に陥った^^
え?似てないって? どうもすみません^^
『沼津』は色々な役者さんで見たが、私の好きなお見立ては
二代目 坂田藤十郎 × 五代目 片岡我當 +二代目 片岡秀太郎
十五代目 片岡仁左衛門× 五代目 中村富十郎 +七代目 中村芝翫
今夜も乱鳥、自由奔放好き放題に書いておりまするが、
何卒、お許しなされてくださいませぇm--m