乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

「夢売るふたり」松たか子 阿部サダヲ  2012年 西川美和監督・脚本

2013-07-16 | 映画
(写真は京都の祇園祭 巡行の日7/17 2012年 綾傘鉾)




 「夢売るふたり」

監督・脚本:西川美和
出演:松たか子 阿部サダヲ 田中麗奈 鈴木砂羽 安藤玉恵 江原由夏 木村多江 香川照之 笑福亭鶴瓶
2012年
「夢売るふたり」製作委員会




 松たか子さんと 阿部サダヲさんの「夢売るふたり」を見た。
「夢売るふたり」
 期待を大幅に越え、娯楽映画として楽しめる良い映画だと感じた。

 筋書きも工夫されている。
 感心したのが、松たか子さん
 小鉢の盛りつけも小料理屋のプロ級で、手先で見得を切る

 松たか子さんの男前ぶりは作品全体に表現され、映画を見ている筈なのに歌舞伎を見ている錯覚に陥る。
 この女優さん、すごいわ!
 同時に、
 なぜなぜ男に生まれて下さらなかった……という口惜しさがこだまする。
 歌舞伎界も、この方が加わっておられればまたひと味違い、重厚さを増しただろうに…と、ついつい無い物ねだりを考えてしまう。

 松たか子さんと 阿部サダヲさんの共演
 満足させない訳が無い。

 しばし、阿部サダヲさんの映画作品を二三日見続けていたいとつい思う。
 期待を裏切らず、観客を楽しませる阿部サダヲさん☆あっぱれじゃ!
 

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49:『当代江戸百化物 在津紀事 仮名世説』より「当代江戸百化物」/『庁○○○』『方丈記』

2013-07-16 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等
(写真は『祇園祭礼絵巻』 今日は京都の祇園祭 宵山)


 49:『当代江戸百化物 在津紀事 仮名世説』より「当代江戸百化物」/『庁○○○』『方丈記』



 ただ今、『庁○○○』の一部を影印で読んでいる途中。
 コピーになおすとA4版でちょうど50枚分。
 なんとか15枚に突入。

『庁○○○』は奈良文化女子短期大学教授 廣吉 壽彦氏がこのように次のように示して下さっている
 分類すると、五項目で表す事ができる。

 1 玉井定時の在任中職務に基づき事前調査や職務遂行の経緯を明らかにするもの
 2 定時の職務執行のうえで必携としたもの
 3 定時が退任後、興味のおもむくまま大和・南都について編術した地誌のたぐい
 4 定時が筆写した戦記その他文学作品など
 5 定時の末裔の記録・筆写のたぐい
    (玉井家記録『庁○○○』について 奈良文化女子短期大学教授 廣吉 壽彦氏より引用)

『庁○○○』と早稲田大学様所蔵の『方丈記』今を読んでいて、何となく現在の活字が読みたくなったので、家の本を物色する。 そして今回目に泊まったのが、新日本古典文学大系の最後の方の『当代江戸百化物 在津紀事 仮名世説』
 これは面白そうだと手に取り読み始めたのは『当代江戸百化物 在津紀事 仮名世説』の中でも「当代江戸百化物」
 ところがどっこい!
「当代江戸百化物」はまず初め、綱やら両手(片手のパロディ)やら出てくるのに、妙にこり過ぎて、やたら手強い。
 二つ雌葉といえば、ひと言で言えばたかが衆道の話。なのに、ややこしい。江戸に行きていた人のレベルが高いのか、わたくしが稚拙なのか…。
『庁○○○』と『方丈記』の印影本コピーの気分転換にと選んだ「当代江戸百化物」で、かえって肩が凝っちまった。

 これは精神上よくない。『庁○○○』と『方丈記』を読みたいので、「当代江戸百化物」は二編で断念して、もう一度家中の書棚を見てこようと思う。
 









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京都

2013-07-16 | お出かけ



 今日は宵山

 暑すぎず適度に曇り、天気は上々

 今日は宵山日和ですわ(*^-^*)


 朝、夫を駅まで送っていく

 夫、わたくしを気遣い
「天気がちょうど良いから、京都へ行っておいで」
 
 うんうんと返事はしたものの、仕事の夫を考えると遊んでばかリもいられない。


 今年は祇園祭はあきらめよう…

 そうして夫の仕事帰りなら一緒に行くこっとができそうな大阪の天神祭に行こうか…

 このように奈良に住んでから、京都がだんだん遠くなる


 来年からは、年に数度はゆっくりと京都に泊まろう

 普段着の京都で心を潤したい

 昔楽しんだ道をたどり、生まれ故郷を身近かに感じたい




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