46: 『方丈記・徒然草』より「方丈記」(解説・一、二)日本古典文学大系・新日本古典文学大系
ただ今、日本古典文学大系を中心に全文を書き写し、意味を調べながら「方丈記」を河原の六道(「九相詩絵巻」)みたいなところあたりまで読んでいる途中でございます。
書き写しに時間がかかり多少気がめげそう。
なので、『長明方丈記新妙上・下』をコピーさせて頂き、その内、火事くらいまでを読みました。…すかーっとした!)
読んでおりますコピーは早稲田大学様所蔵で、データーベースの上から二つ目です。
他にも二つばかり、早稲田大学様所蔵の『方丈記』を併読し始めています。
今年後半はとりあえず『方丈記』で楽しみたいと考えています。
『方丈記』を読み始めて驚いた事がいくつかあります。
1)言葉が洗練され、たいへん美しく酔ってしまいそう。
2)描写がたいへん詳しい。
3)読み始めてすぐに思ったのですが、絵巻物を読んでいるように、各場面に鮮やかな色彩で浮かび上がってきます。
4)停止せず空気(時間)が流れているようです。
『方丈記』一 は、火事の描写が見事です。
おなじみに言葉から始まります。
ノートに写しているので、ここでは省略。
『方丈記』ニ は途中でございます。
匂いたち、河原付近で死に行く人の姿の変化、母の死を知らず多いかぶさって乳を吸う幼子の様子が、鮮やかに、ものの見事に記されています。
時のうつろいが描かれ、仏教用語も用いられ、ここでもやはり、絵巻物を思い浮かばせるのでございます。
今年のはじめ、京都国立博物館で成立八百記念『方丈記』を見る機会に恵まれ幸運でした。
カタカナの『方丈記』はまさしく鴨長明
そして今回 新日本古典文学大系(カタカナ)で読めばいいものの、わたくしイージーな方向に流れ、日本古典文学大系(ひらがな)中心に読んでいるのでございます(汗)
やりたい事がたんとございます。
絵巻物も読みたい。重宝記も、内田百聞も読みたい。
芝居も観たいし、映画も見たい。
今年前半は薮用が多く無駄な時間を費やしてしまいました。
今年後半は、できるだけ時間を大切に使いたいと思います。
掃除洗濯もできたし、夕食の仕込みもできている。
さあさ!『方丈記』の続きを読もう~☆
四時からはテレビで舞台^^V