オトナグリコＣＭ 宮崎あおい(Top Runner)

時には時事ネタをちりばめてみる。

■オトナグリコＣＭ

オトナグリコＣＭで、『サザエさん』の25年後がかかれている。
キャストがいい！小栗旬、浅野忠信、宮沢りえ、瑛太。みんな好きです。

小栗旬は相変わらず無骨な感じで、男がかっこいいって思う人だし、浅野忠信は未だに保ち続ける存在感がいいし、宮沢りえはちょい前も書いてしまったくらい、前から美人だったのに最近は加速度的に美しさを増して天井しらずな感じだし、瑛太も若手の中で注目しとる俳優。みんな好きです。

でも、別に『サザエさん』じゃなくていいような気がしたんですけど笑
普通にこの４人で関係性とかだけ表現してもらえればそれで良かった気が。

イクラちゃんが、イクラネットっていうIT社長になってたりするのが演出しては少しどうだかなぁって思っちゃった。それは、別に今が不況だからとか、ＩＴ長者をマスコミが叩く傾向にあるからとか、そういう嫌悪感からぢゃなくて、ある程度サザエさんが持つファンタジー性を保って欲しかったなってことですね。

このファンタジーの話は、ＮＨＫプロフェッショナルの「認知症介護・大谷るみ子」の回からすごくいろいろなものを感じて、ブログに書こうと思ってるんですけど、その帯タイトルが『介護はファンタジー』なんです！
その辺のファンタジー性と老いや痴呆など、自分で感じていることを書き記そうかと思ってたもので。その言葉にひっかかった。

まあ、小栗旬、浅野忠信、宮沢りえ、瑛太とかのキャストがいいから、ある程度許しますが。ワカメちゃんのパンチラが宮沢りえのパンチラとは思いたいようで思いたくない気が・・笑。

■昨今の医療問題

麻生太郎首相が、「社会的常識がかなり欠落している人（医者）が多い。とにかくものすごく価値判断が違う」という発言があって、勿論これは全体の文脈の中の部分なので、これだけを取り上げて言うことには慎重さが求められるのだけど、そういうことを前置きにしても、やはり今の医療問題って何故こうも解決の方に動かないんだろうか。遅々としてすすまんね。政治もマスコミも、なんか何がしたいのか見えてこないっていうか。

人とか個人の問題ではなく、全体のシステムとかなのは明らかなのに、そこを個人を批判したりして解決させようとするのは有害です。より悪化する方向に向かう。

産婦人科救急の問題も、たらい回しとか地方の医療格差の問題とか、全体のデザインを描いていないことが問題なだけなのにね。根本的なレベルで全体のフレームワークを整えないと解決しないよなー。上辺だけとりつくろってもしわ寄せくるだけだし。お互いがハッピーになれる解決にはならん。　　
個人を責めても、個人の士気が落ち、その個人が所属する場全体に（なんとか病院とか、なんとか学会とか、なんとか科とか・・・）、その士気が落ちた絶望的な空気感が伝播していって、どんどん根本がぐらついちゃいのにね。
部分の問題なのか、全体の問題なのか。その辺は意識的でないといかんと思いますね。

まあ既得権益持ってる人とか、抵抗勢力とかあって、その辺の利害調節が大変だからなかなか改善されないのかもしれんけど。それはそれで悲劇だねー。


■宮崎あおい

明るい話題に転じる。
NHKのトップランナーは、宮崎あおいさんだったんですけど、これまた良かった！
ここからもかなり多くのことを学びました。ありがとう！あおいさん！

11月21日（金）25:00から再放送するから、見逃した人、見てみて！
男性も女性も、得るもの多いよ。この子、想像の何百倍もすごい子だー。
誰かと、この回が持つ凄みの話を一緒にしたい！
22歳なのに、こんなにも真理というか、いろんなものの本質に寄り添っているって、今後の成長が果てしなく楽しみね。別に顔がかわいいとか、そんな上辺の話をしたいわけではなく笑、この子が演技の世界で得た独特の世界観がすごいのよ。ガラスの仮面の北島マヤの凄みみたいなとこです。後生畏るべし。