日常

バイきんぐと神楽とクライミングと

2012-10-01 01:37:43 | 雑多
台風がひさしぶりに通過しましたね。自然の力はすごい。
人間がいかに生かされている存在なのか、痛感します。




「キングオブコント」、バイきんぐが優勝しましたね。
ほんと面白かった。爆笑した。
長い下積み時代を経ての優勝に、胸が熱くなった。



お誘いをうけて、日枝神社で神楽を見てきた。
神楽は日本芸能のルーツ。文字通り、カミサマを楽しませるもの。

山王太鼓、雅楽、管弦、舞楽、神楽舞。

太鼓の音は、骨髄とか、心臓に直接響くような音。
太鼓の音に心臓の音がチューニングされていくような感じ。
太鼓の振動で、外の風向きが少し変わったのには驚いた。バイブレーションは自然界にも影響を与える。



雅楽の音楽は特殊で興味深い。龍笛とか。

管弦の壱越調音取(いちこつちょうのねとり)というものが、「洋楽のチューニングを様式化した曲」と紹介されたのには驚いた。
音楽を聴きに行ったときに、舞台で音合わせをしているけれど、それがそのまま曲になっていた。
たしかに、不調和が調和になり、また不調和になり調和になる・・・という状態は、すでに音楽だと思った。




情熱大陸に世界最強の女性クライマーとされる野口啓代さんが出ていた。
おっとりした感じの美しい方だった。すごいクライミング、すごい筋肉のつきかた。
やすりで厚くなった指の皮を削っているシーンに驚いた。

平山ユージさんもチラリと出てたけど、相変わらずかっこいい。


二科展を見た。
高校時代の美術の木戸先生の絵も見た。
さすが、素晴らしい絵だった。



他にもいろんないろんな種類の絵や彫刻があって、とてもとても刺激を受けた。
こういう風にコツコツと創造を営む人たちがたくさんいるのなら、日本の未来も明るいです。