ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

破く。

2010-09-06 | Weblog
認知症症状の一つに、「服や物を壊す」という行動がある。
なんとなくいじりまわしたあげく。
服のボタンをひきちぎったり、タオルの糸を抜いたり。
はては、家具の分解にまでいたるらしい。


手がひまだからなのだろうか。それとも、お脳味噌が暇だからなのか。
いろいろとこれまでもしでかしてくださりますBooじーちゃ。
最近は、履いているリハパンを破くようになった。


いっくら紙製とはいえ。リハビリパンツは相当に丈夫である。
それを、着脱用マジックテープを剥がすのではなく、身頃を引き裂くのだから。
いったいどれだけ指の力が残っているのやらBooじーちゃ。
小粒な今年の林檎なぞ、一撃で握りつぶされそうである。もったいないからさせないが。


ところが。


その破いたリハパンを……。


なんと、針と糸で縫いやがりなさいましたよおかんさま。





もったいない精神万歳(何)。
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コメント (2)
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