ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

偲ぶ年の瀬。

2012-12-28 | Weblog
冬休み初日である。
ものの数分で雪景色完了するような荒れ模様。
粉雪と雹の中間みたいな、発泡スチロールの粒のような雪は降るとさらさらと音がする。
ぬくぬく炬燵でごろごろできるのがじつにありがたい寒さである。


中村勘三郎さんの葬儀の様子を少々。
好きな役者さんがまた一人減ったと改めて寂しくなった。
「高坏」の舞台でも大河ドラマの「元禄繚乱」でも、酔っ払った所作が印象に残っている。
目も手も定まらぬように揺れていながら、それがじつにぴたりと絵になっていた。
コクーン歌舞伎を思い起こせば、もっともっと傾こうとする鮮やかな餓えを抱えた芸に貪欲な方だったのだとも思う。
もう、見られないのだと思うといっそう寂しい年の暮れである。





そんなわけで、TVをついつい見ていたから、また今日も眩暈でくらくら……。
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