ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

結論。

2012-12-06 | Weblog
出張の途中。
手作り雑貨の販売に出くわす。
やさしい色のツリーの布製オーナメントとか、ビーズ製品とか。
子供の服小物系も多くて、お値段も安めの設定。
ついつい見ていたら、帽子を手に取ったお客に売り子さんが一言。


「あーその帽子、今日できたてのホヤホヤなんだよね!」


……いやあの。
なんすかその生鮮食料品のよーなアピールポイントは。


閑話休題。


昨日の足こぎ車椅子の導入は、結局ご破算となったらしい。
下手に筋力がつくと、徘徊やさらなる転倒による骨折、暴力行為のパワーアップなどのおそれがあるせいか。
施設の方があまりにも消極的だったとのこと。
少しでも良くなってほしい家族の気持ちも、施設の理由の合理性もわかるだけになんとも悩ましい問題ではある。





こういう問題を見ていると、精神疾患と病棟の歴史と同じく、閉鎖と隔離の構造が再生産されているような錯覚に陥るのだが。
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コメント
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