うとうと。

腹痛継続中。
どこにも出かけようという気になれぬ週末である。
うっかりと叔父上の命日すら過ぎてしまった。
もう10年近くたってしまったというのが信じられないが、まあワタクシメとて寿命を考えるとそろそろ老後（ぉぃ）と言ってもいいくらいになってしまったようだし。
人生なんて、何が起こるかまったくわからんものである。


本日も爆睡するか読書するかの二択で時間を潰す。
宮田親平氏の「がんというミステリー」はおもしろかった。
今年上半期新書部門ワタクシメ個人セレクションランキングではかなりの上位。
「なぜがん患者は避妊を求められるのか」とか。
「今自分が受けている治療はどんな歴史の上に成立したものなのか」とか。
なかなかに「謎は解けた」な気分になるのは楽しいもんである。
世界の近代医療史と伝記、ノーベル賞の裏話的内容まで含み込んでいるのでお得な一冊かもしれない。





そして体調はなかなか戻らず。