ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

微熱。

2012-04-23 | Weblog
体調悪化のため、本日もじたごろ。
本などを読みつつ寝たり起きたりである。


本日のPC脇本は、佐野洋子氏の「死ぬ気まんまん」。
この方も2010年に亡くなられた。この方の絵は好きだった。
「100万回生きたねこ」の作者、と言った方がわかりやすいかもしれん。
なぜかワタクシメは「100万回死んだねこ」と勘違いして覚えていたが。
まあ生きた回数と同じだけ死んでいくのだから同じ事だろう、などとセルフ弁護。


とあるクリニックの先生との対談の中でも「バカになったバカになった」と繰り返す佐野氏。
佐野氏は骨だけでなく、脳膜にも転移してガンマナイフ治療をしていたそうなのだが。
確かに、治療をしていると思考能力が落ちてくるように思われる。
脳転移して、言語中枢だの記憶中枢だのがやられる重症者だけでなく。
抗がん剤治療をしているだけのワタクシメでも言葉が出てこないように思われる。


あえて理由をつけるとしたら、自分の能力低下に敏感になっているから、ということかもしれない。
死を身近に感じることで、衰えを過大に把握してしまう。
免疫力低下による日和見感染とか。
それに伴うのか伴わないのかは知らんが、胃痛だの発熱だので集中力がおちるのはまあ当然のことなんだが。
その原因を治療に求めたくもなるのだろうけれど、なに、さしてもとの能力だってたいしたことはないのだろう。
我が身のことしかよう知らんけど。





あー、薬飲まねば。
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