ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

リセット。

2009-11-21 | Weblog
最近、夕食の時間が早くなったらしい。
ワタクシメが帰り着くころには、とっくに食事を終えていらっさるBooじーちゃ。


着替えをして、ワタクシメもそそくさと食卓につく。
仕事から帰ってきて、何もせずとも夕食にありつけるというのはじつにありがたいことである。もぐもぐ。


しかし、Booじーちゃ。
なぜに食卓から動こうとしないのか。


おかんさま「Booじーちゃ!歯ぁ磨いてきない!」
Booじーちゃ。「ほぉぃ」


このやりとりを数回繰り返したのち、ようやく席を立つ。
とはいっても、トイレを見れば突撃する癖のあるBooじーちゃ。
洗面台に辿り着いて歯を磨き終えるのは至難の業であったりする。


ようやく歯を磨き終えたBooじーちゃ。
なぜにダイニングに戻ってくるのか。


Booじーちゃ。「どれ、おれもひとつ夕飯よばれてもええかね」


…………。


さっき、「おかわりいかが?」と訊かれて「いりません!」と言い。
歯を磨いてきたばかりだというに。







最近なにかをあきらめたおかんさま。
本気で食べたいだけ食べさせているが…シチュー5皿は食い過ぎだと思うぞ。
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コメント
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