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うりゃの映画あれこれ

貴君の好物を私も好きとは限らない。同様に私の好物を貴君は嫌いかもしれない。ひとそれぞれ。
主にレンタルDVDで鑑賞。

ジャンピン・ジャック・フラッシュ

2004年03月01日 | 洋画コメディ
★★★★ ジャンピン・ジャック・フラッシュ JUMPIN‘ JACK FLASH



 1986年、ウーピー・ゴールドバーグ主演コミカル・サスペンス。題名はもちろんローリング・ストーンズの名曲。スピルバーグの映画「カラーパープル」で舞台から映画に進出したウーピーの主演第2作目で当時37歳。まだピョンピョン跳ねたりして可愛いウーピーです。

 銀行のコンピューター・オペレータのテリーは、いつものように仕事中にチャットで遊んでいた。そこへ“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”と名乗る人物から助けを求めるメッセージが届く。 しかし、盗聴されている危険があるので詳しい事は言えないという。ヒントのKeyは“ジャンピン・ジャック・フラッシュ”。 ストーンズのテープを聞きまくるテリー。幾度聞いても歌詞が聞き取れず、「ミック、ミ~ック、英語で歌ってよ!」と、ぼやくのには爆笑。やっぱりネイティブでも聞き取れないんだねぇ。

 なんとか突き止めたキーワードで判明したのは、ジャックがKGBにマークされ東欧から脱出できないでいるMI6のスパイであること。 そしてKGB(ソ連)、CIA(米国)、MI6(英国)の非情なスパイ戦に巻き込まれていく。

 ウーピー・ゴールドバーグはこの後「ゴースト ニューヨークの幻」(1990年)で日本でも有名となり、「天使にラブソングを…」「…2」も大ヒット。時々駄作コメディはあるもののシリアスもコメディも両方できる名プレイヤーとして、安定した人気を確保した。

 だけど、結局私が一番好きなのは初期のこの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」なのだ。ダークグレイのロングコートに、鮮やかな黄色の手袋とスニーカーを合わせる通勤ファッション。家の中のポップな小物の数々。英国領事館パーティへ忍び込むための黒人シンガー風キラキラ・チューブドレス!!そして思いっきり元気なウーピー。彼女の魅力でひっぱる軽い娯楽作なので、ちょっとした気分転換にどうぞ。


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