urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

チャットモンチー 『耳鳴り』

2006年07月08日 | listening
チャットモンチーの1stフル。

いやこれね、傑作ですよ。ここまで恋愛を前面に押し出した詞はあまり好みじゃないハズなんだけど、メロディセンスとシンプル&タイトな演奏・アレンジ、少女性を残しながらも表情豊かなヴォーカル(⑫での歌唱が特に素晴らしい)と、そのロックとしてのクオリティの高さにやられてしまいます。ex.SUPERCARのいしわたり淳治プロデュースってことで、もっとキラキラしてライトなものを想像してたんだけど、予想より遥かにソリッドなロックでした。
ベストはシングル曲⑧「恋の煙」。この曲の奔放なサビとサビ前での「タメ」の感覚がこのバンドのロックバンドとしての能力を何より雄弁に示しています。今年のベスト級の名曲。曲の入りがなんとなくスパルタっぽいのも個人的に大好きですw

耳鳴り耳鳴り
チャットモンチー 福岡晃子 高橋久美子

曲名リスト
1. 東京ハチミツオーケストラ
2. さよならGood bye
3. ウィークエンドのまぼろし
4. ハナノユメ(ALBUM Mix)
5. どなる、でんわ、どしゃぶり
6. 一等星になれなかった君へ
7. おとぎの国の君
8. 恋の煙(ALBUM Mix)
9. 恋愛スピリッツ
10. 終わりなきBGM
11. プラズマ
12. メッセージ
13. ひとりだけ

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2 コメント

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たしかにいいですね! (bing)
2006-07-08 15:31:27
なんとなく気になって数日前に買って来たのですが、これはなかなか凄いアルバムかもしれないですね。



ボーカルがときにYUKIっぽかったり、椎名林檎っぽかったり、なにか他のバンドを思い起こさせるのはご愛嬌ですが、サウンドはとてもソリッドかつ奔放な感じでよかったです。



ただ、歌詞は自分には遠い感じでした。とくに上京者による東京についての歌ってのは個人的には嫌いで、1曲目なんかはちょっと・・・・。



サウンドとして相当いいアルバムですね。
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はじめまして (urt)
2006-07-08 18:10:06
コメントありがとうございます。



「東京ハチミツオーケストラ」に関しては、僕もまず最初に歌詞読んで面食らった感ありましたね。でもやっぱり音のセンスで聴かされてしまって、その落差が僕的には結構心地良かったり。

なんだか最近、若い女の子が書く詞が聴けるようになったなあ…FREENOTEとか。昔は文学的叙情がなきゃ詞

じゃねえ!みたいな人だったんですけどね。年とったかなw

音はもう結構成熟してると思うので、詞がどんな風になってくのかってのもこのバンドの楽しみかもしれません。
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