urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

2006 J.LEAGUE DIVISION2 第36節 モンテディオ山形 1-0 ベガルタ仙台

2006年08月30日 | soccer
先週末、二日ほど帰省しておりました。
同行者もおり、慌しい日程でもあって、山形の友人には連絡もせずに失礼しました。
…でもしっかり日程合わせて行ってるわけです。みちのくダービー。
今回のコレオは紙じゃなくてビニールバッグという粋な演出。使います。汚れ物とか入れちゃいます(入れちゃいました)。
あとバックの「DIO!」の人文字、「○│○│」にしか見えず、「マルイがスポンサになったのか」とか思ってました。バックのサポの皆様ごめんなさい。

で、今シーズン初観戦となった試合はナイスゲームでした。気合入りまくり。外人頼みでどこか無気力にさえ映った相手チームとは対照的な、積極的なプレスと仕掛け。財前のプレーが観れたのは収穫でした。縦に速いドリブルと、鋭く落ちるキック。先制点は財前のCKから内山のヘッド。その他にもセットプレイは見所のあるものが多かったですね。昨シーズンはセットプレイが明確なウィークポイントでもあったので、その意味でこの選手がチームに加わった意味は大きかったでしょう。
そして今回、最大のインパクトはチーム至上最高と言っていいクオリティの助っ人、⑨レアンドロ。前半、自陣で持って、右サイドを駆け上がっていた佐々木に通したミドルパス。あれ一本でこの試合に来た価値があったと思いました。その他にも、ファーストタッチでディフェンスからうまく距離を取るボールの持ち方など、「モノが違う」と思わされました。案外ポジション下げても面白いんじゃないかと思ったり…チーム的にはFWで使うのが勿論ベストでしょうが。
ディフェンスの頑張りも印象的で、脳震盪でフラフラになりながらも集中し続けた小原、たまに送られる危険なクロスに頭を触らせ続けたレオナルド、センターバック二枚は出色の出来だったと思います。
財前も臼井も小原も…満身創痍ではあったと思いますが、あれだけ気合の入ったゲームを見せてくれた上、勝利の歓喜まで(ホームでのダービー勝利はなんと七年ぶり)味合わせてくれたとあっては、次の帰省もホームゲームに合わせてする決意を固めないわけにはいかなかったのでした。

しかし…ベガルタの出来は酷かった。菅井にはちょっとアンビバレントな期待を抱いてたんだけどなあ…。