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自民党・二階俊博経済産業相ら族議員に海洋ゼネコン政治団体が三年間で総額1億円の献金

2009-05-13 02:16:54 | 国内政治
海洋ゼネコン政治団体
自民と族議員に1億円
公共工事受注 企業献金の抜け道?

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 二階俊博経済産業相の派閥政治団体「新しい波」などが、海洋ゼネコン(マリコン)関係者らでつくる政治団体「さんそう会」から献金を受けていた問題で、同会が自民党の運輸族議員を中心に三年間で総額一億円もの献金をしていたことが十日、本紙の調べでわかりました。公共工事中心のマリコン業界からの不透明な資金が港湾、空港行政に影響力をもつ運輸族議員にばらまかれた癒着の構図が浮かび上がりました。

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 「さんそう会」(旧港栄会)は一九七六年に設立され、代表には東亜建設工業などマリコン大手の元役員が就任しています。同会元代表は「二十社か三十社かの集団が政治家を支援するための資金を集める団体。そのような(マリコンの)人たちが会には多い」と本紙に証言。マリコン業界が事実上の企業献金提供のために使うダミー(隠れみの)政治団体の疑いが濃厚です。

 〇五年―〇七年分の政治資金収支報告書によると、同会から自民党や同党議員への献金は三年間で総額一億円にのぼります。

 二階派「新しい波」に一千万円、旧運輸省OBの泉信也元国土交通副大臣(参院議員、二階派事務総長)の二団体「自由民主党東京都参議院比例区第四十七支部」「篠山会」に計三千万円。同じく同省OBの渡辺具能元国交副大臣(衆院議員、自民党山崎派)の三団体「自由民主党福岡県第四選挙区支部」「能政会」「渡辺ともよし後援会」に計三千万円を献金していました。

 この他にも自民党の政治資金団体「国民政治協会」に一千万円、「自由民主党東京都未来の都市環境を考える支部」に二千万円となっています。

 献金を受けた三人はいずれも運輸族の有力者です。二階氏は、旧運輸大臣や自民党交通部会長を歴任。泉氏と渡辺氏はともに旧運輸省第四港湾建設局長の出身で、国交副大臣を歴任しています。

 三人に献金した理由について「さんそう会」元代表は「われわれの趣旨にご理解のある方」と説明。献金の原資には「企業や個人からそれなりのものを払っていただいている」といい、企業からの提供を認めています。

 献金の経緯について渡辺氏の事務所は「さんそう会さんから『政治活動を応援したい』と献金の申し出があった」と説明。同会について「建設会社の方が多い団体だと承知している。(渡辺氏は)港湾が専門だから、(献金は同会の)お立場を十分に把握して、発信(発言)してほしいということだと思う」としています。

(出所:日本共産党HP  2009年5月11日(月)「しんぶん赤旗」)

二階派などに4000万円献金
海洋土木関係者 政治団体から

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 二階俊博経済産業相が会長の政治団体「新しい波」(二階派)や同派事務総長の泉信也参院議員が代表の自民党支部が、海洋ゼネコン(マリコン)関係者らでつくる政治団体から三年間で総額四千万円の献金を受けていたことが八日、本紙の調べで明らかになりました。同団体からの献金は、特定の企業や業界との関係が判別しづらく、政治団体を隠れみのにした事実上の企業献金の疑いがもたれます。

 政治献金をしていたのは、中堅ゼネコン「東亜建設工業」(東京都千代田区)の元役員らが代表を務めていた「さんそう会」と、さんそう会の前身で同社の元常務と見られる人物が代表だった「港栄会」です。

 さんそう会の元代表の東亜建設元役員は、本紙の取材に「私がそう(会の元代表)だったことは間違いない」と認めました。それ以外の歴代の代表三人もマリコン大手の元役員とみられる人物が就任しています。

 両団体が総務相に提出した政治資金収支報告書によると「さんそう会」は、二〇〇七年に「新しい波」に一千万円を献金。泉信也参院議員が代表の「自由民主党東京都参議院比例区第四十七支部」と資金管理団体「篠山会」に五百万円ずつ献金をしていました。

 〇六年には、泉氏側に計一千万円の献金をしています。「港栄会」も〇五年に泉氏側に一千万円提供していました。

 港栄会は一九七六年に設立、〇六年九月にさんそう会に名前を変更しています。

 同政治団体の性格について元代表だった人物は「二十社か三十社かの集団が政治家を支援するための資金を集める団体。(マリコンの)人たちが会には多いと思う」といいます。資金については「企業や個人にそれなりのものを払っていただいている」と企業からの提供を認めました。

 こうした多額の献金をする両政治団体ですが、その原資は「港湾建設講演会」と称する政治資金パーティーでまかなっています。しかし一回に六百万円もの収入を得るパーティーでありながら、パーティー券の購入者の氏名が一人もわからないなど、不透明です。

 本紙の取材に二階氏側は「政党の機関紙からの質問には回答しておりません」と回答。泉氏側からは八日までに回答がありませんでした。東亜建設工業は、「会社とは直接の関係はない」としています。

 二階氏は、西松建設の違法献金事件をめぐって、西松建設のダミー政治団体から「新しい波」のパーティー券購入を受けるなど、千六百十八万円の献金を受けていました。

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 マリコン マリン・コンストラクターの略称。ゼネコン企業の中でも埋め立て、浚渫(しゅんせつ)、海底トンネル工事など、海洋土木や港湾建設に特化した会社を指します。業界団体には社団法人日本埋立浚渫協会があり、二十七社が加入しています。

(出所:日本共産党HP 2009年5月9日(土)「しんぶん赤旗」)

二階経産相側を告発
憲法学者ら 「西松献金は違法」
東京地検受理

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 二階俊博経済産業相(自民党衆院議員)の政治団体と政党支部が西松建設のダミー団体等を通してうけた献金は政治資金規正法に違反するとして政治資金オンブズマン共同代表で憲法学者の上脇博之神戸学院大学教授ら三十六氏が関係者や関係団体を東京地検に告発しました。上脇氏らが一日、大阪司法記者クラブで会見し、同地検が受理したことを明らかにしました。

 告発状では、西松建設のダミー団体の「新政治問題研究会」「未来産業研究会」は二〇〇四―〇六年にかけて二階氏が代表の政治団体「新しい波」の政治資金パーティーで八百万円を超えるパーティー券を購入。また西松建設は、五万円以下の寄付は公表する義務がないことを悪用し、二階氏が代表をつとめる自民党和歌山県第三選挙区支部に〇六年、〇七年でそれぞれ約六十人が五万円ずつ寄付したように装い、合計六百万円を献金したとしています。

 これらにかかわった西松建設も二階氏側も意図的に隠ぺいしたことは明らかで「極めて悪質である」とし、西松建設の献金と知りながら他人名義で受け取り、政治資金収支報告書に虚偽の記載をした政治団体と政党支部の各役員、会計責任者らを逮捕し、起訴すべきだとしています。

 会見では、今後、西松建設のダミー団体から三百万円以上の献金をうけている自民党議員側についても告発していくとしています。

(出所:日本共産党HP 2009年5月2日(土)「しんぶん赤旗」)

二階氏を支援 関空工事期待
「元運輸大臣だし、空港関係に強い」
「西松」元幹部ら証言

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 自民党の二階俊博経済産業相側に準大手ゼネコン「西松建設」から多額の資金提供が行われていた問題で、同社が関西国際空港工事での二階氏の影響力を期待して支援していたことが八日、同社元幹部らの証言などで明らかになりました。資金提供と大型公共工事の不透明な関係が問われます。

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 同社中枢にいた元役員は、本紙の取材に対して「二階さんに期待したのは、関西空港工事での影響力。そのために支援した」と証言。「元運輸大臣だったし、空港・港湾関係に強い。西松との関係も古い」とのべ、二階氏の航空行政にも強い「運輸族」としての影響力に期待して支援したことを認めました。

 関西空港二期工事で、西松は一九九九年から毎年のように七件、総額五百八十億円の工事を共同企業体(JV)で受注。具体的には、百二十三億九千万円で「埋立部地盤改良工事(その4)」、二百四十六億七千万円で「空港島埋立工事(揚土その3)」などです。

 関空工事について、同社関西支店の元幹部も「あれだけ大規模に埋め立てをやる大プロジェクトはほかにない。どのゼネコンにとっても関空の受注は垂涎(すいぜん)の的だった」と話します。

 二階氏は、和歌山県議時代から県議会関西空港特別委員長をつとめ、国政進出後も旧運輸大臣や自民党交通部会長を歴任した「運輸族」議員。関空事業でも、「与党関西国際空港推進議員連盟」の顧問をつとめるなど深くかかわっています。

 関空二期工事は九九年から工事入札が始まりました。同議員連盟に所属する自民、公明、保守新党(当時)の国会議員二十六人に、二期工事を受注する業者から三千五百九十六万円(九九―〇一年)の献金が行われていました。

 その中でも二階氏は、最多の七百三十九万円の献金を受けていたことが、日本共産党のはたの君枝参院議員(当時、現衆議院比例代表南関東ブロック候補)の国会質問で明らかになっています。

 二階氏と西松の関係をめぐっては、同社ダミー団体による献金やパーティー券購入などでの計千六百十八万円の資金提供がこれまでに明らかになり、同社から二階氏関連団体への事務所無償提供疑惑も浮上しています。

 二階氏側は、西松からの献金と工事受注の関係についての本紙の取材に「政党の機関紙からの質問には回答しておりません」(国会事務所)としています。

(出所:日本共産党HP 2009年4月9日(木)「しんぶん赤旗」)

「西松」受注の空港工事
地元政治家から献金
二階氏が推進

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 準大手ゼネコン「西松建設」の違法献金事件をめぐって疑惑を指摘されている二階俊博経済産業相側が、同社も工事を受注した空港のある複数の自治体の県議や市長から献金を受けています。二階氏はこれらの空港建設や関連事業の推進に積極的にかかわっていたことも明らかになりました。(矢野昌弘)

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 二階氏が支部長を務める「自由民主党和歌山県第三選挙区支部」に献金をしていたのは、静岡県の元自民党県議です。政治資金収支報告書によると、現職当時の二〇〇五年に十万円を献金しています。

 元県議は現職時に県議会などで、県営静岡空港の建設推進の立場から同空港への交通網整備などを県知事に要望するなどの活動をしています。

 総事業費が千九百億円にのぼる同空港は、六月に開港を予定しています。西松建設は、二件で計十五億二千九百万円分を受注。辞職を表明した石川嘉延県知事が、同社のダミー団体から計百万円のパーティー券購入を〇六年に受けていたことも判明しています。

 二階氏は、静岡空港と山梨県を結ぶアクセス道路建設を目指す自民党の研究会で最高顧問を務めています。

 この会合で二階氏は「道路を建設することは使い勝手のよい空港にする手段」(「静岡新聞」〇七年十月十九日付)と発言しています。

 市営神戸空港を抱える神戸市でも、矢田立郎市長の後援会が〇三年と〇五年に二百万円ずつ合計四百万円を二階氏側に献金していました。矢田市長は西松のダミー団体から三十万円分のパーティー券購入を受けています。

 神戸空港をめぐって西松建設は、護岸築造工事を受注しています。

 三月の神戸市議会で日本共産党の金沢はるみ市議はこの問題を取り上げ、「(地元紙によると)二階さんは、神戸空港に理解を示しているキーマンのひとり。市長は〇一年に東京に(国土交通省などへ)陳情に行かれた。二階氏がセットした。二階氏が『神戸空港の進ちょく率が金額ベースで43%に達していることをアピールしたほうがいい』と助言したと報じられている。神戸空港開港前の記念式典でも二階さんが出席している」と指摘。

 矢田市長は「若干の資金のゆとりがあったので、その中で、関西方面で政治活動に熱心に活躍している二階大臣に寄付をした」と答弁しました。

 二階氏は和歌山県議時代から県議会関西空港特別委員長をつとめ、旧運輸相などを歴任してきた運輸・空港族議員です。

 西松建設の元本社役員は「二階さんは運輸大臣だったこともあり、その影響力に期待した」と語っています。

 二階氏の地元、和歌山県白浜町にある県営南紀白浜空港では、工事費の約50%にのぼる工事を西松建設が受注していたことが、本紙の調べでわかっています。

(出所:日本共産党HP 2009年4月6日(月)「しんぶん赤旗」)

西松疑惑
「関西新風会」の届け出“住所”に
二階派議員の親族企業
会計責任者も献金も提供

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 二階俊博経済産業相側に準大手ゼネコン「西松建設」が、同氏関連政治団体の事務所マンションを無償提供した疑惑で、同政治団体が自民党二階派の矢野隆司衆院議員(比例近畿)のファミリー企業と、人脈でも資金面でも密接な関係にあることが二日、本紙の調べでわかりました。

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 西松側から事務所の無償提供を受けたとされるのは「関西新風会」。同会は大阪府選管に、大阪市北区梅田にあるオフィスビル二十七階の「矢野興産内」を「主たる事務所」所在地として届け出ています。

 しかし、この住所に行ってみると、「関西新風会」の存在を示す表示はまったくありません。ビルのフロアの大半は、水道・ガス管製造整備大手の大成機工(矢野裕史社長、資本金約一億円)のオフィスが占め、フロアの一角に同社関連企業の矢野興産があります。

 矢野議員は、大成機工の元副会長で、現社長は親族です。同氏は矢野興産でも取締役でした。

 新風会が府選管に提出した資料などによると、同会の会計責任者には一九九〇年から大成機工の役員が就任しています。現在の会計責任者も同社元役員。大阪営業部長だった〇四年当時に新風会の会計責任者になっています。資金の出入りを管理する会計責任者は、政治団体の要職であり、同社と二階氏の関係の深さを示しています。

 大成機工は、二階氏が支部長の「自民党和歌山県第三選挙区支部」に〇七年に二十万円を献金。矢野興産も〇四―〇七年に毎年十二万円ずつ計四十八万円を提供しています。〇五―〇七年に行われた二階派のパーティー券も両社で計二百十万円分を購入していました。

 矢野興産の担当者は「(関西新風会の)事務所の住所が、この場所にあることは知らなかった。関西新風会が活動しているのを見たことはない」としています。

 「関西新風会」の実際の活動は、大阪市西区にあるマンションの一室で行われていたとみられます。西松建設は、関連設計会社に四千万円を同マンション購入費用として融資。設計会社が関西新風会と年間約二百八十万円の賃貸契約を結んだといいます。

 西松建設は、和歌山県第三選挙区支部に個人献金を装い年間三百万円を献金し、家賃を補てんする形で事務所を無償提供していたと指摘されています。

(出所:日本共産党HP 2009年4月3日(金)「しんぶん赤旗」)

資金パーティー続々
自民派閥など「西松」疑惑に無反省

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 西松建設の違法献金事件で「わいろ性」をもつ企業・団体献金の害悪が問われているさなか、自民党の各派閥と国会議員が相次いで政治資金集めのパーティーを開こうとしています。「パーティー券購入の得意先は企業や業界団体」(自民党関係者)であり、一口二万円が相場のパーティー券購入は、形を変えた企業・団体献金そのものです。

 自民党各派閥の政治資金集めパーティーの開催は四月上旬に集中。二〇〇九年度予算と関連法の成立直後にも麻生太郎首相が衆院解散に踏み切ることを想定し、二月時点で決めた日程ですが、その後、「西松献金」疑惑が大問題になっても「自粛」する姿勢さえありません。

 西松建設のダミー(隠れみの)政治団体がパーティー券を購入し、派閥会長である二階俊博経済産業相と西松建設との親密な関係が問題になっている二階派は、九日に予定していた政治資金集めパーティー開催を延期しました。これ自体、パーティーを通じた政治資金集めのやましさを示しています。

 自民党国会議員などの政治資金集めパーティーも四月に相次ぎ、土日曜以外ほぼ毎日、東京都内のホテルで開かれる計画です。このほか、地元選挙区での政治資金集めパーティーも予定されています。

 〇七年の政治資金収支報告書では、政治資金集めパーティーを開いたのは四百十三団体で、一九九三年以来、過去最多。政治家個人に対する企業・団体献金が禁止されているもとで、一夜にして多額の政治資金が集められるパーティーは有力な資金調達手段となっているからです。

 パーティー収入は、政治資金規正法上は「事業収入」と処理されます。一回で二十万円以下のパーティー券購入の場合、個人名や企業名は公表されません。実態は企業・団体献金そのものであっても、その姿を隠すことに利用されています。

 派閥の政治資金集めパーティーが終わった後の二十日には、政党助成金の今年一回目の交付が自民、民主など七党に行われる予定です。「西松献金」疑惑には無反省のまま、自民党は各派閥で競い合って選挙資金を集め、政党助成金も受け取ろうとしています。

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自民各派閥の政治資金集めパーティー

 2日 高村派
 3日 伊吹派
 7日 山崎派
 8日 古賀派
 13日 町村派

(津島派は3月に開催。麻生派は衆院選後に延期方針)

(出所:日本共産党HP 2009年4月2日(木)「しんぶん赤旗」)

二階氏側が献金要請
西松ダミー 井上議員に認める

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 日本共産党の井上哲士議員は二十七日の参院予算委員会の締めくくり総括質疑で、二階俊博経済産業相が、西松建設のダミー団体の発足当時(一九九五年)から献金を受けとってきた問題について、「どういう政治団体と認識していたのか」とただしました。

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「どんな団体か知らない」
 二階氏は、「当時の担当の者が、浄財をお願いして寄付していただいた」と二階氏側から献金要請したことを初めて認めました。しかし、井上氏が自治省届け出の政治団体は「五千三百九十二(当時)もある。どんな団体か知らずに要請したのは不可解だ」と追及したのにたいし、「知らない」と言い張りました。

 また、井上氏は、二階氏の関連政治団体「関西新風会」の事務所(大阪市西区)は「誰から借りていたのか」と質問。二階氏は、西松建設の関連会社である「オーエーエンジニアリングが大家だった」と認めました。

 井上氏は、「事務所の家賃の補てんとして西松建設から個人献金のかたちをとって、年間三百万円が振り込まれていたのではないか」と指摘。二階氏が支部長を務める自民党和歌山県第三選挙区支部の収支報告書の記載では、五万円以下の個人献金が二〇〇六、〇七両年とも三百万円であることを示し、「端数のない三百万円とはあまりにも不自然」と追及。「西松からの献金でないなら三百万円は誰からか明らかにせよ」と迫りました。

 二階氏は、入金記録や帳簿があるにもかかわらず「明らかにする資料は持ち合わせていない」と開き直りました。

 井上氏は、麻生太郎首相に対し、「この二階大臣の説明で国民の政治不信が解消されるか」とただしました。

 麻生首相は、「説明責任を果たすよう、しっかり務めようとしている印象だ」と二階氏擁護の姿勢に終始。井上氏は、「国民の政治不信の解消とはまったくかけ離れた態度だ」と批判し、大もとにある企業・団体献金の禁止を求めました。

(出所:日本共産党HP 2009年3月28日(土)「しんぶん赤旗」)
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