
平地ではまだのようです。それでも朝は冷え込むので、ストーブをつけています。
宇野ゆかりの皆さま、お変わりはありませんか?
囲碁を覚えたのは、いつでどんなきっかけだったのか、今では思い出せませんが
かなりのキャリアの割にはなかなか上達しません。継続的に勉強していないこと、
実戦の機会がなかなか持てないことが要因かと思っています(素質もない?)。
それでも囲碁番組を見たり、新聞棋戦を調べたりはしていて、なかなか面白い。
スポーツ(運動)と違って年齢や体力に関係なく楽しめるところがいいですね。
ところが、この囲碁がスポーツの一つという位置づけになりつつあるというの
ですから驚きです。
この11月に中国で開催されるアジア大会で囲碁が正式種目となりました!
「頭脳スポーツ」であるという認識です。囲碁がさかんなアジア地域ならではと
思います。欧米でも愛好家が増えてはいますが、やはり中心は日本・中国・
韓国などのアジア諸国。近年は韓国・中国勢が強く、日本の棋士はなかなか
勝てません。
その日本勢もアジア大会に参加します。キャプテンは旭川出身の山下敬吾天元。
天才少年もいつの間にか32歳。本因坊のタイトルも獲得して「本因坊道吾」と
名乗っています。名実ともに日本を代表する「選手」です。男女10名のプロ
棋士からなる日本代表の愛称は「知恵の和ジャパン」。是非とも金メダルを
持ち帰ってほしいものです。
平安貴族、特に女性のたしなみのひとつだった囲碁は、江戸時代になって武士に
引き継がれ発展しました。囲碁は地(陣地)を取り合ったり、相手の石を取る
(殺す)ゲーム。領土争いがひと段落した時代、盤上での陣取り合戦が武士の
気風に合っていたのかもしれませんね。
北海道は囲碁が盛んな地域のひとつ。山下天元はじめ、小林・依田九段など
トッププロが多くいます。熊本はどうでしょうか、詳しく調べてはいませんが
タイトルホルダーはいない? かもしれません。江戸時代、宇野家の人々も
囲碁に興じていたのではと想像しています。

いるようです。そんな中、ナナカマドの実が赤くなっていました。