宇野ルーツだより

ご先祖のルーツを探す旅

因果応報

2010-10-07 19:41:58 | 日記
 
 よい天気の一日でした。ここ数日、20℃くらいの安定した天候が続いています。
 宇野ゆかりの皆さま、いかがお過ごしですか?

 ルーツ探索を続けていると、さまざまな事実に出合いますが、中には意外な事も
 あります。また、ご先祖の嫌なこととも向き合わなければならないことも・・・

 「因果応報」という言葉があります。どちらかというと、あまりよい意味では使わ
 ないことが多いのではないでしょうか。一般的には、「過去の善悪が現在の生活に
 影響を与え、現在の善悪が未来の生活に影響を与える」というような意味かと思い
 ます。人の一生の中で、善行を積めば、いつか幸せなことが返ってくる、その逆も
 ある、というのです。

 この「因果応報」をさらに広げて、ひとつの家系で考えてみると、どうでしょう。
 ご先祖の善悪が、現世の善悪に反映し、さらに来世の善悪に影響を与える。今の
 自分があるのは、ご先祖がいたからであることは間違いありませんが、今の境遇
 までご先祖の善悪でしばられていると考えるのは・・・?

 運命論や前世というものも、にわかには信じられませんが、ルーツ探索をしている
 と、「おや、似た境遇のご先祖だなぁ」と感じることはあります。小さい時に親と
 死別・離別していたり、比較的若くして亡くなっていたり・・・偶然とは思えない
 こともあります。ずっと同じ血(遺伝子)を受け継いできたのですから、外見や
 罹る病も似てくるのかもしれません。また、何かの岐路に立った時の対処の仕方・
 考え方も似るのかもしれません。それが「因果応報」のもとだと言われれば、そう
 かもしれないとも思います。だとしたら、ルーツ(ご先祖の生きざま)を知ることは
 ますます大切です。その過去に学ぶなら、同じ過ちは繰り返さず、未来に手渡す
 ことができるのではないでしょうか。なかなか難しいことではありますが・・・

 
 昨夜の札幌は、ノーベル賞受賞のニュースで大騒ぎでした。北大出身の受賞者は初。
 一貫して北大で研究したのも異例でした。北大の長年の有機化学や触媒に関する
 研究が認められた瞬間でした。街ではナナカマドの実が赤くなっていますが、葉は
 まだ緑です。全体に紅葉が遅れているようです。