書の至宝<黄庭堅筆の「行書伏波神祠詩巻」> 2006-02-15 18:41:11 | 文学・文芸・芸術 黄庭堅(こうていけん、1045-1105)は、北宋時代の四大家(蔡襄、蘇軾、 黄庭堅、米芾)の一人であるが、四大家の一人である蘇軾のもとで詩文を 学び、書画にも通じていた。書は、唐時代の有名な顔真卿(がんしんけい) や懐素(かいそ)などの革新的な書を学んだ。下の行書を見ると分かるが、 彼の書は長い横画と左右に伸ばした払いが独特で、力強さと厳しさが感じ られる。晩年は禅の道に入り草書 . . . 本文を読む