ロンドの日記

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ふじみ野市立福岡河岸記念館

2014-04-02 13:35:27 | 旅行
先日遠山記念館に出かけた時にこちらも寄りました。
新河岸川に面して今も保存されている「福田屋」住宅を訪ねました。
370年ほど前から大正3年に東武東上線ができるまでの間、荷物や人を乗せて行き来をした船問屋です。当時は河岸と呼ばれる船着場が21カ所あって、その一つが「福岡河岸」です。
この御宅は星野仙蔵という方の家です。

2階からは河岸の様子がよく見えます。



裏の井戸。




2階は大広間になっていました。



たいせつなお客様をおもてなしするための3階だての離れです。


裏手の桜が美しく咲いていました。


歴史の現場はいつも厳しく無駄がないのです。

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2 コメント

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Unknown (シャレード)
2014-04-02 23:22:02
いいですねぇ~日本下見板張りの姿、一文字瓦の美しさ。
三階建の二階の屋根庇を受ける頬杖の仕事。
そうそう腰に大谷石を据えたところは水場でしょうか?
新河岸川は今や水も流域も少なく狭いですが、往時は商船が行き交う広い川だったのでしょうね。
繁盛していた船問屋さんの様子が伺えてました。
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Unknown (ロンド)
2014-04-03 10:47:54
シャレードさん
決して外向きには贅沢をしているようには見せないけれど、商人らしいキッパリとした贅沢を感じさせるお宅でした。大きなカマドや男部屋という場所の大様な様子は職人を大勢かかえるたっぷりした感じがありました。
遠山記念館の贅沢、船問屋の贅沢、両方魅力的ですね。
裏に回れば大きな井戸があり、桜が咲いていました。
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