ロンドの日記

チェンバロとオルガンと16歳のにゃんこ。
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日本のフォスター 作曲家 中山晋平

2015-03-22 10:21:06 | 旅行
明治20年3月22日。
今日は日本のフォスター、中山晋平氏の誕生日です。

先日長野県中野市の中山晋平記念館に行ってまいりました。
信州中野の山に囲まれた風景の中に記念館があります。


可愛らしい建物で左右に展示室とコンサート講演ホールがあります。
正面にカリヨンが配されたアーチがあります。

3月8日はスプリングコンサートが行わました。


円形のホール内には中山晋平氏の愛用したピアノやオルガンが設置されていて、ホール円形壁面には数々の作品や交友関係のパネルがあり、ショーケースには自筆の楽譜や書簡が収められています。


天井には美しいステンドグラス


この日は混声合唱による中山晋平作の歌謡曲、童謡が演奏されました。

砂山、シャボン玉、てるてる坊主間、毬と殿様、ゴンドラの唄、カチューシャの唄、東京行進曲、東京音頭、あの町この町、肩たたきなどの名作を残した中山晋平氏。
私の育った頃にはよく耳にし歌った歌が数々メドレーで演奏され、懐かしいと同時にせつなく、悲しく、ふっと温かい懐に帰ったような気になりました。
普段の生活ですっかり忘れていたなぁー。
さぁー、ご一緒に!
と誘われても1番は歌えても2番はうろ覚え、3番以降に至ってはわからない。
情けない。


閉館まじかでしたがビデオも見せていただきました。
中山晋平氏は今の東京藝術音楽学校を卒業し、教師となり、また当時の作家・作詞家・劇作家などとの交流で多くの作品を世に出しました。

最後に館長さんと中山晋平像の前で一枚。


まだ雪の残る信州の春に。
素晴らしい歌声でした。

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