Optimisme

ま、いいか♪が口癖で、超マイペース。40歳で出産し、2度乳がんになっちゃった。それでも私の人生面白い。楽観主義で生こう!

ハスミワクチン再開

2012年09月26日 | 病気の事
最初の乳がんの時、
ドクターから、10年生存率は80%と言われた。
切除すれば、お終い(完治)と、単純に考えていた私は、かなりショックを受けた。

そんな時、仕事の先輩から教えてもらったのが、ハスミワクチン。
今でこそ、ポピュラーになっている癌の治療法の一つ、免疫療法だ。

大病して分かった事の一つに、患者の折れそうな気持に便乗(不適切かしら?)する、
末期がんからの生還 ○○療法!!とか、
癌が消えた 驚異のサプリメント!!という類の商品が、
世の中にはたくさんあることだ。

普段なら、根拠の無いことは信じないぞ!!と思っていても、
気弱な時期だと、これで、再発しないなら試してみようかな~
なんていう気にもなる。
それでも、やっぱり、ネットの情報だけでは、踏み切れない。

ところが、このハスミワクチンは、その先輩が実証済みだった。
私が病気になるまで知らなかった事だけど、
悪性リンパ腫を罹患されていた。
いつもパワフルにお仕事されている女性なので、
まさかそんな大病を患っていたなんて、全然わからなかった。
その彼女が選択した治療法が、ハスミワクチンだった。

さっそく、紹介してもらい、病院での治療(化学療法、放射線療法)と併用し、
ハスミワクチンを続けていた。
これは、自分の尿から自己ワクチンを作り、5日に1回、自分で皮下注射する。

自己ワクチンのお値段、べらぼうに高価ではないけれど、それなりにお高い。
最初の頃は、これで再発しないなら、高くても仕方ないと思っていたけれど、
術後5年経過したころから、「もう止めても大丈夫じゃん?」という気持ちになってきた。
結局、術後8年目を迎える年に、止めてしまった。

そして、今回の2度目の乳がん。

ハスミワクチンを止めた事が原因かどうかはわからない。
続けていても、同じ結果だったかもしれない。
でも、「あ~、あの時、勝手な判断でやめなければよかった」と後悔した。

今日、3年ぶりに、ワクチンを作りに行ってきた
ワクチン作りの為の、採尿は年1回。
今回の事を教訓にして、保険代と思ってワクチンは続けようと思う。


病院の近くの老舗おせんべい屋さんで、おせんべいをゲットし、手術した病院に寄る。
実は、退院した日に、ナースステーションから電話があり
「手術の時にお預かりしたショーツを返し忘れてました。ついでの時に、取りに来てください」との事。

確かに、ショーツが無いことには気づいていた。

手術室へは、ショーツ1枚とパジャマのズボン、上半身は裸で手術着を来て行った。
手術台に寝た時、看護師さんから「パジャマとショーツ、スリッパは、病室に持っていておきますね」と言われた記憶があった。

術後、確かにパジャマとスリッパはあったが、ショーツは無かった。

う~ん、入院の為に新しく買ったショーツなのにな~と思ったけれど、旦那が洗濯物で持ち帰って、
私のショーツと気づかず、娘のクローゼットにしまったんだと思い、深く追求しなかった。


手土産のおせんべいを持ち、ナースステーションへ。
先週まで入院していたのに、私服で病棟へ行くと、なんだかとっても昔の事のように感じた。
見覚えのある看護師さんが、相変わらず、大忙しで飛び回っている。
看護師さん、見事に美人ぞろいだったな~。
芸能人が入院中にお世話になった看護師さんと結ばれちゃうという話をたまに聞くけれど、
まさに天使の微笑みだった。 お世話になりました♪