２０１４年１２月８日(月) 提供 ／ ＪＡＬ 、ＳＥＩＫＯ♪ THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL GEORGE SHEARING
♪ A YOUNG MAN'S FANCY PAUL SMITH
クリスマス それは魔法の言葉 今では 国や文化 宗教を越えて
世界中の子供たち 愛し合う恋人たちに 素敵な夢を運んでくれます
人類の英知といわれる 世界遺産の街
こうした歴史ある街には
古くから伝わる クリスマスのお話や 意外な風習が残っています
さぁ これからクリスマスにまつわる話題を求めて
世界遺産の街へ 出掛けることにしましょう
聖なる夜に贈る 銀河の浪漫飛行 世界遺産の街の クリスマス
今夜は ギリシャのアテネ アクロポリスの丘から
アテネを見下ろす アクロポリスの丘は 今日は曇り空
そのどんよりとした雲が パルテノン神殿を 一層神秘的に魅せてくれるようです
ギリシャというと 青い海と青い空 そして 輝く太陽のイメージですが
クリスマスの頃は 雨季
曇り空が多く 時には雪が降るほど 寒くなることがあります
国民の98%が ギリシャ正教といわれる この国では
クリスマスは 一年で最も賑やかなシーズン
アテネのヘソと呼ばれる シンタグマ広場を中心に
市内の3つの広場で 様々なイベントが繰り広げられます
昔は大きなクリスマスツリーが立った シンタグマ広場も
最近は 小さなツリーや 飾り付けが中心
昨年 広場の中央に置かれた 船のイルミネーションは とても見事なものでした
緊縮財政といわれたギリシャも 最近は観光産業が盛り返し
人々の暮らしも一息ついたようです
それでなくても お祭り好きのギリシャ人
年に一度のクリスマスは 家族揃って 大いに楽しみます
ドイツやオランダでは 11月の終わりころから クリスマスムードに包まれますが
ギリシャでは 12月の調度今頃からです
その分 終わるのも遅く 1月6日の テフォファニア 公現祭まで続きます
子供たちがクリスマスプレゼントを開けるのは なんと新年を迎えてからです
クリスマスと新年を 一緒に楽しむギリシャの人々
ギリシャ語で メリークリスマスは カラ フリストゥゲナですが
クリスマスが終わると今度は カレスヨルテス
ハッピーホリデーズという言葉が 笑顔と共に アテネの街に 溢れます
♪ WHISTLE STOP TOUR KEITH MANSFIELD
SOUND GRAFFITI
今週は JET STREAM ROMANTIC
CHRISTMAS と題してクリスマスナンバーを集めてお送りします 今夜はその第一回 曲は…
♪ HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS BABYFACE
♪ THE FIRST NOEL NAT KING COLE
♪ 恋人たちのクリスマス MICHAEL BUBLE
♪ ANGEL SARAH McLACHLAN
４曲続けて お聴きください
♪ GJOR DOREN HOU,GJOR PORTEN VID GUNNAR HALLE,ESPEN ERIKSEN
今年 世界で最も注目を浴びた街といえば ここ エディンバラでしょう
エディンバラは 今から300年程前に イングランドに併合されるまで
スコットランドの都があった街
街の高台に建つ エディンバラ城は
イングランドとの戦いに明け暮れた この街の歴史を刻むシンボル
今も 中世の街並みが残る旧市街には
スコットランド独自の 文化が息衝いています
9月に行われた独立の賛否を問う 住民投票の熱気も収まり
今頃 エディンバラは クリスマスの雰囲気に包まれていることでしょう
エディンバラといえば 年末に行われる ホグマニー 年越し祭りが有名ですが
エディンバラ城の 堀を埋めた公園で行われる クリスマスマーケットも
スコットランドでは 人気があります
このクリスマスマーケット トラディショナルジャーマンと名が付くように
ドイツからやって来た屋台が中心です
実は昔 スコットランドでは 宗教上の理由から
クリスマスを祝うことが禁止された時代があったそうです
今でもクリスマスマーケットは スコットランドの子供たちにとって
ドイツからやって来た 素敵な贈り物
いつもはエディンバラでは見掛けない ソーセージの屋台が美味しそうな匂いをたて
移動遊園地の観覧車や メリーゴーランドが 公園を ワンダーランドに変えます
一緒に 名物のハギスバーガーが売られるのが エディンバラ流
羊の内臓を 香辛料とともに袋詰めにして 茹でた伝統料理 ハギス
このハギスを 油で揚げてパンに挟んだハギスバーガー
なんでも取り入れながら 自分たちの物にも拘り続ける
これがエディンバラという街の 懐の深さなのでしょう
♪ SILENCIO WORLD STANDARD