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なんちゃらかんちゃら

2009年03月27日 05時07分03秒 | 音楽・芸能
相変わらずみのもんたは大嫌いなのだが、『秘密のケンミンSHOW』だけは不本意ながらいつ見ても面白い。
昨夜は2時間スペシャルだった。
中でも「秘密のOSAKA」は爆笑モノだった。

「大阪人は『なんちゃら』で会話が成り立つ」
大阪人の会話の様子が映される。
「あの、なんちゃらいうやつ知ってるか?」
「ああ、なんちゃらな」
――これで成り立っている(笑)。

しかし、筆者は大阪人ではないが、最近は同じような事がよくある。「なんちゃら」ではなく「なんとか」と言うが。
特に音楽に付いては増えたねえ。
ラルクアンシエルとかレミオロメンくらいまでは何とか成ったけど、もう今はサッパリ。だって読めないんだもん。
「グリイイイインってさ」と言うと、「なに、それ?」と言われる。あの表記を忠実に読めば、そう発音するだろ(笑)?
「『摂氏ウテ』って、何だ?」と思ったら「キュート」だった(汗)。
そんなこんなで、つい「あの、なんとかってグループが歌ってる……」みたいな会話が増えてきた。

大阪人ってアバウトやな~と笑わす企画だったのかもしれないが、あれでコミュニケーションが成り立つのだから、むしろ立派だ。
というか、一種、不要な物を極力削ぎ落として、必要な事だけを伝える技術かもしれないとさえ感じる。

「小沢の秘書のなんちゃらってのが、なんちゃら違反とかで捕まったらしいけど、なんちゃら建設ってとこから金を貰ってたんやろ?」
東京人(全国の国民)は、この「なんちゃら」の部分まで正確に伝えようとするから政治が難しく、遠く感じられてしまう。
大阪流のアバウトな「なんちゃら」でコミュニケーションが成立していたほうが、よほど実践的ではないかと感じる。


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