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パチンコ店で無差別殺人・大阪

2010年05月26日 23時30分00秒 | 社会・経済
パチンコ店刺殺「殺そうと思った」、入り口近くの客狙う
 大阪市旭区のパチンコ店で25日夜、男性客が首を刺され死亡した事件で、殺人容疑で逮捕された無職・小西英雄容疑者(35)は、入店後間もなく出入り口に一番近い遊技台に座っていた男性を、所持していた折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で襲っていたことがわかった。小西容疑者は「誰でもいいから殺そうと思った」と供述していることも判明。男性の右耳の下付近の傷は深さが約10センチに達しており、大阪府警旭署は、あらかじめ犯行を計画して店に入り、明確な殺意をもって男性を刺したとみて調べている。
 同署によると、死亡した男性は同区今市の津田智久さん(43)とみられ、北側出入り口に一番近い遊技台にいた。店員の話では、小西容疑者は常連客だったが、犯行前に店内でパチンコをしたり、トラブルになったりしている様子は目撃されていなかった。小西容疑者と男性に面識はなかったといい、同署は小西容疑者が入店後、たまたま一番近くにいた男性を刺したとみている。
 小西容疑者の犯行後の様子について、店員は読売新聞の取材に、「ナイフをもったまま独り言をつぶやきながら店内をウロウロしていた」と振り返った。
 小西容疑者はワンルームマンションに一人暮らし。約2か月前に引っ越してきたといい、近隣住民は「仕事はしていなかったのでは。大柄な体格だがおとなしそうな感じだったので、こんな事件を起こすとは思わなかった」と話した。
 小西容疑者は1997年4月と2000年7月に愛媛県内で路線バスの運転手にナイフを突きつけたバスジャック事件を起こしているほか、04年12月には火炎瓶を持って姉を人質にとって住宅に立てこもったとして逮捕され、実刑判決を受けている。(2010年5月26日 読売新聞)


入店直後、最短距離の男性襲う 大阪のパチンコ店刺殺
 大阪市旭区のパチンコ店「パーラー千林」で客の男性が首を切られ、死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された旭区今市の自称無職、小西英雄容疑者(35)が店に入るなり、出入り口に一番近いパチンコ台で遊んでいた男性を襲っていたことが26日、捜査関係者らへの取材で分かった。旭署は最短距離にいる人を襲うつもりだったとみて、店内の防犯カメラの映像を解析するとともに、小西容疑者を殺人容疑で送検する方針。
 捜査関係者や店員、客らによると、事件当時、店内はほぼ満席で約200人の客がおり、死亡した男性は北側出入り口に最も近いパチンコ台で遊んでいた。小西容疑者は店に入った直後、持っていた折りたたみナイフ(刃渡り8センチ)で男性の首を切りつけたという。
 旭署によると、男性は右耳の下付近の首に深い刺し傷が1カ所確認された。これが致命傷とみられ、司法解剖して死因を詳しく調べる。
 一方、店内の防犯カメラには、小西容疑者がいきなり男性の首もとを切りつける姿が記録されていた。
 旭署のこれまでの調べで小西容疑者は「生きるのが嫌になり知らない人を刺した」と供述していることがすでに判明。「精神疾患で通院している」とも説明しているが、診察券は持っていなかった。


被害者遺族には何とも遣り切れない事件だろう。
「生きるのがいやになった」、「殺すのは誰でもよかった」という動機。これまで何度も聞かれた理由だが、まったくなんとかならないものか。殺される方は「誰でも」ではない一人の個人なのだ。
さらには過去に二度もバスジャック、さらに人質立て篭もり事件を起こしている人間が、四度このような犯行を起こすのを許してしまうこと。
こういうケースで、よく加害者の過去の犯歴を挙げるのが人権上問題といわれるが、それにしても何とかならないかと思う。
さらに今後で気になるのが精神疾患の通院歴。これで「心身喪失または心神耗弱により無罪、減刑」なんてことになれば、まったく浮かばれない。

社会で自由に行動できる権利は反社会的行為をしたときに処罰される義務を負って認められるものであろう。自由な権利を全面的に認めるならば義務を完全に課すべきであるし、義務を完全に課せないならば自由な権利を制限するべきだと思う。


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