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Kスタ・楽天戦 飲食物持ち込み規制強化に不満の声

2008年07月20日 22時51分00秒 | スポーツ
Kスタ・楽天戦 飲食物持ち込み規制強化に不満の声

近鉄身売り騒動からすったもんだの末に誕生した楽天ゴールデンイーグルス。初めて東北にフランチャイズを置く球団として地元から熱烈に歓迎された。
その熱意は現在もまったく薄れた感じは受けず、仙台の街中を歩けば至る所で楽天の文字が目につく。
これほど地元に愛されているにも関わらず、観客動員数は創立から一昨年までずっと最下位。昨年、ようやく西武を抜いて5位に浮上したが、それでも苦しいはずだ。

だが、それも仕方ない面がある。
*球場周辺の人口(平成16年8月~10月時点、単位:万人)
(ソフトバンク)福岡県:506、福岡市:139
(西武)埼玉県:706、所沢市:34
(日本ハム)北海道:568、札幌市:186
(ロッテ)千葉県:600、千葉市:92
(オリックス)兵庫県:559、神戸市:152
(楽天)宮城県:237、仙台市:102
アナリストスポーツJPのデータより

所沢市と千葉市は仙台市よりも人口が少ないが、これらの都市は東京への通勤圏。首都圏一帯と見なすべきだろう。そして県で比較すれば宮城県は他5球団の半分以下しかない。分母が小さいのだから、どんなに頑張って営業しても、他の5球団に比較すれば観客動員が難しい。赤字を出さずに経営している経営努力を褒めるべきだろう。
この弁当騒動も、そのひとつなのだろう。年間2億円という金額は決して小さくない。

再び球団売却などという事態を招かないためにも、このようなことは球団のサポーター感覚で協力してあげたら?――と考えるのだが、どうだろうか?

ところでJR仙台駅は駅弁の種類が日本で最も多い駅として知られている。
3社の駅弁が1つの駅で競合する状況である。これにより各社の弁当開発競争が進む事となり、仙台の駅弁の質は高まっている。(Wikipedia)
仙台へ旅行するときは駅弁を食べるのが楽しみというファンも少なくない。

デパート等で開催される「全国駅弁フェア」にはわざわざ駅弁を買いに訪れるファンがたくさんいる。昨今は駅弁だけでなく空弁(空港)や速弁(高速道路SA)なども人気だ。
せっかく地元にそうした特長があるのだから、球場で販売する弁当にもそのノウハウを活用してみてはどうだろうか?
Kスタへ行ったら、「Kスタ名物の『球弁』を食べながら試合観戦するのもひとつの楽しみ」となれば、飲食物持ち込み禁止への不満もかなり和らぐのではないだろうか?

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