自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

暖かくなると、液肥がいい

2022-04-14 07:41:13 | 日記

 ブログを色々書いてますが、一応植

木屋ブログなので「庭木に肥料は必要

か」という内容にアクセスが多い。

 

つまりは、庭木に肥料をあげたいがど

うして良いか分からないか、どういう

肥料が良いのかと思案する人が多いと

いうことでしょうか。

 

そこで、自然の草木に目を向けますと、

当然ながら肥料などはありません。

草木は、自らが枯れまた葉を落として

根元を被い、土を乾燥から守り、枯れ

た草葉の中で虫や微生物が繁殖し、そ

の虫や微生物が枯れた草葉を食べて分

解し、その糞や死骸がさらに分解され

て栄養素になり草木が育ち土壌が豊か

になるという構図。

 

枯草や枯葉は栄養の元になる。

 

そこで、お庭になると人間界の思惑が

入り込む。

姑が五月蠅い、見た目が悪い、虫が嫌、

落ち葉掃除、除草しなくちゃとなる。

そうすると自然な循環が失われ、土地

が乾き硬く締まり虫も居なくなり、や

せた土地になってしまう。

だから、腐葉土などを混ぜ込んで土を

解したり、土が乾かないように見た目

良くマルチングをしたり、夏場は特に

頻繁に水をあげることになる。

 

樹木は光合成でも栄養を作り自らを育

てますが、そんな中で長年剪定を繰り

返して消耗すると、樹勢が落ち樹皮に

コケやカビが増え、虫に食われ最後に

は枯れてしまう。

自然界でも生存競争で樹木の寿命の長

短がありますが、生き残ったものだけ

を見て木は長寿だと思い込む人は多い

が、実は山の中に入ると枯れ木は多い。

 

日が当たらなくなって枯れ、

ツルに巻き付かれて枯れ、

虫に食われて枯れ、

落雷で焼けて枯れ、

台風で倒れて枯れる。

 

以上のことは、実は薄々は皆が知って

いることで、学校で習い社会で起きて

いること。

 

ところで、庭木の肥料は何でもいいが、

基本はチッソ・リン・カリ。ネットで

調べればいくらでも出てきますが、植

木用というものはほとんどありません

ので、普通は野菜や花用を流用するか、

果樹専用で売られているものを使うこ

とになります。

冬の1~2月は寒肥で緩効性有機物を

施す(油粕など)。冬に施しておいて

地中で分解させて、春に効かせるとい

うこと。新芽が出ると同時に、新根も

出ている。

春以降暖かくなってからの有機物は虫

が湧く原因になるので、化成肥料か液

肥を少量様子を見ながら施す。

液肥のハイポネックス原液は薄めて使

いますが、場所を取らず汚れない臭わ

ないので、都会では使い勝手が良く、

長期保存しても変質しにくい。

殺虫剤がOKなら、殺虫剤入りも売られ

ている。

 

施肥の時季は、春の花後~5月頃と花

芽を育てる9月頃の晴れが続く日に、

1週間おきに数回程度で様子見。

やって見なけりゃ分からないのが植物

相手の作業ですが、花も欲しい実も欲

しいと肥料を与えすぎると必ず虫を呼

びまので、規定量より少なめ、薄め、

様子見で使用しましょう。

 

ちなみに、一番簡単なのは化成肥料を

庭にばらまくだけ。

雨の降る前日にやると、溶けて地中に

染み込んで効く。これが一番簡単なや

っつけ仕事だ。

 

ではでは。

 

 

 


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