自然と生きる

気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。

本日のイヌマキ刈込剪定1

2019-09-28 07:28:46 | 日記

 何故かは知りませんが、庭木で多い

のが、仕立物のイヌマキ(犬槙)です。

日本では、新たに植える人がほとんど

居ない庭木ですが、かつて人気だった

ので今に残って存在します。

松の様に小枝を透かし古葉を除く丁寧

な剪定は、神戸地域では見たことがあ

りませんので、剪定屋さんではできま

せん。

当地では、イヌマキは年1回の刈込剪

定が一般的です。

それでも手間を惜しんだ作業者は居て、

ただ表面を刈るのみの職人や、やたら

強く刈込む職人などが居て、ただの刈

込みなのに上品下品と仕上がり具合が

違って見えます。

 

剪定屋さんでは、イヌマキにはバリカ

ンを使わない。そこそこ丁寧。

 

ところで、本日のイヌマキ。

辛うじて山木にはなっていないが、太

くなった立枝が乱立という有様で、半

日格闘して、男前になったじゃないか

とお客様よりお褒め頂いた1本でした。

剪定作業後はこんな感じ。

 

 

仕立物は、年1回は手入れしましょう。

 

ではでは。

 

 

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食糧自給、お庭でさつまいも

2019-09-26 20:13:26 | 日記

 自宅の庭木を伐採伐根して畑にし、

菜園作業に勤しんでますが、何せ狭い

ので色々と植えられない。

さつまいもが値上がりしたので今年の

メイン作物はさつまいもで、鳴門金時

と紅はるかを植えました。

畑と違って乾きやすい土地ですが、そ

こそこの出来だ。

冬野菜として、次に大根を植えるので

耕運して畝づくりが続きます。

大根はほっておいたら成り、年末から

2月までボチボチで、店にはない葉も

食える重宝野菜で、土地があるなら植

えて吉です。

 

ところで、日本の食糧自給率は低いか

ら何かあると大変という話があります

が、家庭菜園から作り出される作物は

カウントされてないと思いますが、

本全域からいえば、膨大な量の作物が

政府の管理下にない訳で、個人的には

知りたい数量の一つです。


いや、種や苗の販売数から推定値が出

てるかも知れませんが、知ってる人が

居れば教えて欲しい所です。


ちなみに、お米は初夏に植え秋に収穫

です。で、来春までほったらかしの田

んぼは多いです。

でも、麦は秋に植え初夏に収穫できる

訳ですが、いわゆる二毛作をしない農

家は多いです。 まあ、日本が何事に

つけても全力を出せばエライことにな

るので、工業製品売るために農業は控

えてろという現実で世界は回ってると

いうことなんですね。


ではでは。

 

 

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庭木剪定は健全な肉体労働

2019-09-20 20:05:06 | 日記

 よくお客さんから、大変なお仕事ね

なんて言葉を聞きますが、植木屋の仕

事なんて別段大変でも何でもなくて、

まあ、仕事の分類から言えば至って健

全で気楽な仕事です。

 

体力と根気は要りますが・・・

相手を騙して物を売る仕事で無いし

合法的に税金を掠め取る仕事でも無い

見えないところを誤魔化すことも無い

木や草を刈って掃除して帰るだけだし

日が暮れればお終いで、一杯やって寝

るには十分な夜がある。

社会に請われての食い扶持なので、食

ってはいける。

役割分担社会の一員で良いではないか。

でも嫌な仕事は無理にはしない。

 

先日、とあるお客さんの娘さんから、

爺様が入院するので庭仕舞いするとの

ことで、仕事キャンセルの連絡。

新規のお客様があれば、こうして庭仕

舞いする者も居る。栄枯盛衰。

 

手が空けば、剪定ついでにチラシまき。

最近、数年来剪定しないお宅が増えた

ので剪定チラシのポステイングやって

ますが、つくづく荒れたお庭が増えた

ように思います。

荒れ庭も植木屋にとっては仕事の種で

すが、程々の荒れ具合で仕事をくれそ

うな、そんな直観勝負で、年内新規5

件はGETしたい所です。

 

ではでは。

 

 

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庭石の撤去作業

2019-09-13 14:08:20 | 日記

 かつての武士治世、公家や寺社に倣

って大いにお庭文化を発展させた。

それを支えたのが、農閑期の百姓や町

人だ。いわゆる庭師や植木屋。

庭の設計は教養ある坊さんが差配した。

そして、人間も偉くなると自由度が無

くなるのか城内や屋敷内に自然を模し

て財を示した者も多く居た。

 

権威と金持ちの道楽が、お庭だったと

いうそういう時代のお話。

 

明治になって武士が廃業したので、多

くの手に職を持った庭師・植木屋は市

中に散ってゆく。

戦後の高度経済成長期、金で何でもで

きるようになると、一般国民が庭付き

一戸建てに住むようになって、金持ち

の真似をするようになる。

四国吉野川の河原から青石を頂戴した

馬鹿者も多く出ただろうし、石屋とな

って京阪神で売り歩いた。

当たり前だが、今では禁止。

石と植木はセットものなので、当時は

羽振りが良かったとも聞く。

 

さて、時代も変わった令和の現代。

腹に一物、背に荷物。

働けど働けど、金が出ていくばかりの

時代であって、楽で清潔、スポーツ娯

楽と来たもんだから、お庭はお荷物に

なるばかりです。

 

先日は、お庭の撤去作業。

伐採伐根して庭石も撤去しましたが、

小さなお庭なので、ぼちぼち作業でや

りました。

剪定屋さんでは、手仕事で出来る範囲

は、お請けしてます庭木庭石の処分。

なにせ重いので時間がかかります。

 

重労働なので、出来れば年明け冬の仕

事でありつけますように。合掌。

 

ではでは。

 

 

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汗だくで庭木伐根

2019-09-11 07:02:01 | 日記

 クロガネモチノキを伐根しました。

夏なので汗だくです。土堀もやるので

合わせてドロクタです。

だから、伐根作業は冬の仕事だと言っ

てますが、冬は庭木に関心が無くなる

季節なので仕方がありませんが、計画

性のある方は、年明けまで待ちましょ

う。

年が明けると植木屋は暇になる季節労

働。業者としては土仕事は冬の方が都

合が良いので、お庭整理をお考えの方

はご検討ください。

価格面でもよろしいかと思います。

 

ちなみに、剪定屋さんでは、庭木1本

単位の費用計算してません。

1本だけの依頼なら別ですが。

小さい木なら1日で十数本以上、大き

めの木なら1日1本~数本、庭木とし

ての範囲の内容で対応しています。

すべて手作業でやってますので、重機

の使用が出来ないお庭でも、作業スペ

ースがあれば可能です。

 

まあ、個人で手に負えない巨木や、斜

面地の伐採など危険を伴う重機が必要

作業はお請けできません。造園会社等

に頼めばやってくれます。

 

さて、9月の中旬にさしかかって暑さ

のぶり返し、お彼岸までの辛抱だ。

彼岸の頃には熱帯夜も終わるだろう。

 

ではでは。

 

 

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庭木の消毒じゃなくて、殺虫殺菌。

2019-09-06 19:09:08 | 日記

 庭木の消毒と誰が言い出したかは知

りませんが、正確に言うと殺虫と殺菌

です。過去にブログで何度か発信して

います。

害虫がいれば殺した方が良いし、病気

に成れば病原菌を殺菌した方が良い。

 まあ、人間側の都合です。

 

そもそも、殺虫剤と殺菌剤は別物なの

で、殺虫剤だけ使用しても菌は死にま

せんから、病気が出ているのなら、殺

虫剤と殺菌剤を混ぜて使用する必要が

あります。

病原菌は、大気中にも居るし地面にも

居るが、虫が媒介するという場合もあ

るので同時使用は理想です。

ただし、殺菌効果はスグには分かりま

せんし、病気で変形した葉や変色した

葉は、元には戻りませんから、新葉に

病気が出ないように気長に対応してい

く(病原菌を増やさない)必要があり

ますから、予防行為としての殺菌剤の

使用が望まれます。

ようは、新しい葉に病気を出させない

ためには、葉が奇麗な春から夏にかけ

て、毛虫が居ようが居まいが、何度も

殺菌剤散布してねということです。

そうじゃないと症状は続くからね。

 

かつて、神経質なお客さんで、カシの

木の葉に黒い斑点ができるカビ病が嫌

だから全部毟ってくれと言われて、葉

全数毟り作業したことがあります。

葉を毟って幹と枝だけになった姿に殺

菌剤をたっぷり散布したわけですが、

新葉の殺菌は自分でするとの事でした

ので、その後は知りません。

 

ところで、椿・サザンカといえばチャ

ドクガ(毒毛虫)ですが、只今発生中

なのでご注意ください。

 

ホームセンターで安い噴霧器と殺虫剤

と殺菌剤買って、水で薄めて散布する。

これが一番安い方法です。

薬剤散布は、薬の届く範囲で十分で、

高い位置は気にしない。

庭木が少ないなら、殺虫殺菌剤がスプ

レーで売られてますし、毛虫ならキン

チョールで十分でしょうね。

 

何事も自分でやって見る。大事なこと

です。

 

(参考)

剪定屋さんが使う

殺菌剤は、ダニコール・トップジン

    ベンレート・サブロール乳剤

    石灰硫黄合剤

等などですが、特に冬に散布する石灰

硫黄合材は効き目があるのですが、

硫黄臭いので、夕暮れ時にこっそり使

わないと近隣が騒ぐ可能性があるので

住宅密集地では注意です。

 

※薬剤の混用は、成分の性質上できな

い製品があるので使用前にお調べ下さ

い。通常アルカリ性が強い石灰硫黄合

剤は混用していません。   

 

ではでは。 

 

 

 

 

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植木屋さんの上手な使い方

2019-09-02 17:36:50 | 日記

 日本硬貨は500円100円50円

10円5円1円とあります。政府が発

行するお金です(お札は日銀券)。

合計すると666円。

何気に並べていて知ったのですが、

50歳になるまで気が付かなかったと

いう恥ずかしい限りですが、悪魔の数

字なのか弥勒菩薩の数字なのか?

これ、意図して作ってんじゃないのと

いう感じですが余談です。

 

さて、植木屋さんのお話。

昨今はデフレマインド一色だ。何でも

安い方が良いという感じですが植木屋

の手間賃も似たようなもんで、

見積の電話で5000円でして欲しい

とか8000円では高いとか、庭木3

本で1万円でどうだとか、現地も見さ

せずに、いきなり”ドン”ということが

ちょくちょくあります。

で、行ってみると、庭木の下は植木鉢

でいっぱいで除ける作業から始めない

といけないとか、お隣さんに声をかけ

ないといけないとか、他にも色々あり

ますが、だから見積は現地確認します

よという次第なんですが、そういうこ

とはご理解頂きたく存じます。

見積兼即作業ということはやりますが

内容条件時間次第です。

 

それから、都会には小さいお庭が多く、

それこそ30分や1時間程度で終わっ

てしまう作業とか、小さい庭木1本だ

けとか、でも、自分ではやれません

いうケースがありまして、昔の人なら

お金はもらえませんよ、であれば大根

でとか、物々交換的なことはあったと

思いますが、昨今ではそうもいきませ

んので何でもお金ですが、気分で決め

る他ありません。

植木屋はどんなに軽装でも、軽トラッ

クに三脚とハサミに鋸ですが、少なく

とも経費は掛かる訳で、呼ぶ以上は簡

単な作業でも最低3千円程度は必要な

のではないでしょうか。

それでも、夏なんて飲み物も要るし衣

服は汗でビショ濡れになるし、数千円

じゃやる気も出ないので、お断りです。

 

しかし、小さいお庭で老齢家人の庭木

となると無視もし難いのが人情ですが、

そういう場合は、ご近所も含めて数件

仕事場を作って頂けると、仕事も請け

やすいということなんです。

だいたい個人請けの植木屋なら欲しい

金額は剪定作業で1日2万円程。

一件8000円なら3件のお宅があれ

ば十分という計算ですが、ゴミ処分も

しますよという内容です。

4件のお宅なら6000円程度です。

ゴミ代ケチれば5000円だ。

あるお宅は3000円、別のお宅は

10000円、また別のお宅は70

00円でもよいのです。

地域で誤差はあるものの個人の植木屋

なんて実はそんなもので、後はやる気

の問題という所で、お客さん次第とい

う所でもあるという、植木屋さんの上

手な使い方ということでした。

 

ではでは。

 

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黒松剪定は雑にして丁度良い

2019-09-01 21:55:11 | 日記

 剪定屋さん、あまり丁寧には松剪定

をやりません。垂れ下がった古葉や上

向きの古葉は毟りますが、古葉を適当

に残して間延びした芽は殆ど中芽切り

します。

中芽切りとは、本年度に伸びた小枝を

葉のある部分の途中で切るということ

ですが、昨今は年に2回(春と冬)の

剪定をほとんどしませんので、強制的

に短枝にするという作業であります。

 

その方が仕事が早い。

 

しかし、中芽切りは枝を傷める原因で

もあること、切り口周辺から多数の芽

が出やすいために、芽出しの予防策と

して、古葉を残す訳です。

 

芽は葉の根元が成長して芽になるため、

中芽切り部分より下の古葉からの小芽

の吹き出しを期待しながら切ります。

ただし、どこに芽が吹くかは分らない。

 

剪定とはある意味樹勢を落とす行為で

すから、エネルギーを光合成で作り出

す葉そのものをやや多めに残してやっ

て、弱らせ過ぎず枝元や枝の途中に芽

を出させ、木の大きさを維持していく

訳です。

木を大きくしたければ、芽を切る必要

はありません。

 

ところで、中芽切りは若干荒れた松に

なるという向きもありますが、丁寧な

金のかかる作業が望まれていない現実

とメンドクサイ手間と丁寧にしてもお

客さん自身が解らないという所で、別

に拘らなくてもいいじゃんということ

で、手早く作業するというのも時代で

すよという感じです。

 

ではでは。

 

 

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