気ままに健康で楽しく生きる。そして、天寿120歳を目指す。
今の世界で起こっていることは、見
方を変えれば、発酵と腐敗の戦いが繰
り返される、お腹の中みたいなもんだ。
腐敗菌が優勢になると、オナラガ臭く
なるように、悪臭に満ちている世界に
は、余程、悪い奴らが多いからに違い
ない。
発酵とは、神の息吹で、芳香が伴う新
しいものに化する作用。
腐敗とは、悪の息吹で、悪臭が伴う元
に戻る作用。
いずれも、自然界には必要な働きです
が、悪臭が伴う旧態依然とした悪習に
しがみつくと、強制的に土に変えられ
ることになるが、かといって醗酵も行
き過ぎれば腐敗に変わる。
理想にめでたい精神世界も、他人様の
理想や銭儲けに口をはさむ気は無いが、
臭くなりつつあるんじゃないかな。
面倒臭いので係わらないけど。
それでも、醗酵とは、神の息吹。
それを解して、麹を使ってみると、ふ
つふつ醗酵が始まるが、枕元に置くと
醗酵香で熟睡できることを知る。
ただ、摂生したスリムな体になると、
コーヒーや緑茶の刺激がキツイせいか
不眠勝ちになるようで、小太りがなぜ
か長生きなのは、少々の刺激に負けな
い活力ある体だからかもしれない。
さらに、しばらくしていなかった糠床
を再開したが、これもまた微生物を取
り込む良い手段であって、毎日ほじく
って体の常在菌となってもらう。
昨今では、便利なものがあって、毎日
ほじくらなくてよいパックの糠床が売
られていて冷蔵庫で管理できる。
賞味期限など無いに等しく、生糠や塩
や基材を足して管理すればいい。
都市温暖化の高温下では、室温の糠床
管理が難しいので、御一人様には助か
るというもの。
ちなみに、日本は神の国というが、そ
うじゃない。多湿で多種多様の菌が多
く住む国だから、神々が息づけるとい
うこと。
だから、砂漠などに神は無く、戦争が
絶えることがない。
日本国には、国菌である「麹」があり、
植物には、乳酸菌が棲んでおり、最強
の納豆菌は、稲わらや枯草に棲んでい
て、人体には、ビフィズス菌他多くの
菌が棲んでいる。
ということで、吾輩は、神頼みはした
くないので、地球の神秘「醗酵=発光」
する場所に咎は無しとの思いから、醗
酵生活を始めていくと決めた。
そう思ったんだから仕方が無いな。
ではでは。
穏やかに暮らし始めると、今まで興
味のあった物事が、雑音に変わる。
登録したユーチューブ動画も多くを見
なくなり、最近は、自宅にいて簡単に
自作可能な料理などを見ているが、食
べられるとは豊かな証だ。
そういう意味では、日本は、まだまだ
豊そのもの。そして、食に関する視聴
者は非常に多い。
豊が過ぎれば、当然ながら病気に悩ま
されるが、同時に断食も流行る道理で、
病と同時進行でユルユルとやるのが日
本人流で、人と距離を置く言い訳に病
も一役買うという具合だから、人様を
どうのこうのと言っても仕方が無い。
まあ、そういう感じで暮らしているが、
引き籠りと言えばそうかもしれない。
精神世界の言う「ヤバい」この2~3
年くらいは、自分を中心に世の中を静
観するのも良い期間だ。
果報は寝て待てと言うじゃないか。
ところで、一昔前の日本の農村という
と意外にも植生は豊かで、池や川では
魚は入れ食い状態であったし、マツタ
ケなんて不味くて誰も食わなかったと
聞いている。
最近は見なくなった野苺や木苺やグミ
などの果実。
子供の頃、春には土筆を食べたもんだ
が、最近の人は野草をゴミの様に思っ
ていて、ホームセンターには除草剤が
山積みになっている。
懐かしいのは、昔のことだけ。
人が増えて、ロクなこと無し。
田園風景だったものが、今では住宅密
集地となり、用水路から蛍が消え、し
ばらくして魚も蟹もエビも全ていなく
なった。
それでも、キツネが少し生き残ってい
るようで、一昨年稲刈り時に見たが、
カエルや野ネズミを探していたのだろ
う。神社の森に棲んでいるのだろうが、
鎮守の森が無ければ、多くの生き物は、
寝る場も無い。
さて、廃墟が目立つ郊外や地方の農村
山村でも人口は減り始める。
当然、管理者が不在になれば草木で荒
れ始めることになる。
家屋敷だけではない、共有の管理地や
敷地外や田畑の多くが、人が不在にな
れば草木深しとなり自然に帰るが、不
自然なものに違いない。
田舎には、都会の人には分からない、
自治があるが、国が治めるのではない
自分達でやると言うことだが、それを
嫌って若者は街に出るが、無機質な街
の何が良いのか。
喜怒哀楽というが、喜びから始まって、
怒りに変わり、哀しみを乗り越えれば、
後は楽な人生になると。
昔の人は、偉いよ、まったく。
菜園の冬大根がもうじきトウが立って
食えなくなるので、今せっせと食って
いる。青首大根の青の部分は、甘くて
瑞々しいので、スライスにして、お八
つ代わりに生で食べる。
大根は、菜の花も食べられるので、新
芽を摘んで、軽く湯がいて酢味噌で食
べるが、春の楽しみ。待ち遠しい。
ではでは。
近場の食品売り場には、地域性なの
か水菜は売られていても、壬生菜は見
かけない。
壬生菜は、京野菜でよく知られた今が
旬の冬野菜ですが、京都と産地以外で
は一般的ではない。
昨年末は、家庭菜園で採れる大根葉を
塩揉みして飽きるほど食ったので、今
は、旬ゆえにお安い壬生菜を、車を走
らせて買いに行き、これもまた塩をし
て揉んで食べている。
野菜は、火を通すと嵩が減るうえに栄
養価が下がるので、保存の面でも漬物
にするのが経済的だ。
漬物は、それだけで十分なご飯のお供
になり、お茶請けにもなり、刻んでお
にぎりに混ぜると軽く三つ四つは食え
てしまうし、純米酒のアテにもなる。
それに、漬物は、塩分とミネラルの補
給にはもってこいで、浅漬けといって
も、塩を効かせれば腐らない。
今は寒いので、強く発酵はしないが、
気温が高くなると、発泡して酸っぱく
なる。
植物の葉には、天然の乳酸菌が住み着
いているから、乳酸発酵する訳ですが、
野菜は、なるだけ生に近い状態で食う
のがよく、わざわざ、ヤクルトやヨー
グルトなど買う必要はない。
さて、三日坊主でも、半年以上ほぼ毎
日続いているストレッチ。
始めの頃は、漠然と健康の為に体を柔
らかくしようと思ったに過ぎなかった
が、思わぬ収穫があった。
体の屈曲では、背や腰を曲げるのでは
なく、背を伸ばし骨盤を立てて股関節
から折り畳むようにするのがお決まり
ですが、そうすることで姿勢がよくな
った。
体の使い方が良くなって、長時間座っ
ていても肩が凝らなくなっている。
柔軟性を要求されるスポーツか、姿勢
を喧しく言う道の世界では当たり前だ
ろうが、何も教えられずに漠然と生き
てきた吾輩には、良い効果となった。
肥田春充氏の言う腰を反るというのは、
骨盤を立てるということでは無いのか
と考えているが、正座や座禅での本来
の姿勢というものが、洋式生活で正し
く伝わっていない可能性すらあると感
じている。
まあ、座り方などは、腰痛などで調べ
れば色々と出てくるが、日本人の多く
が、欧米化で、本来のあるべき体の使
い方を忘れてしまっているだろう。
だから、整形外科の駐車場が、満車御
礼ということになる。
ところで、2月10日が、本来の旧暦
でのお正月で、新年の始まりとなる。
中国では人民の大移動でてんやわんや
になる。
日本も江戸時代まで旧暦だったし、今
でも農業や神事では旧暦で事が進む。
自然界の巡りは、これからが本番だ。
本来の令和6年は、これから始まる。
ではでは。