剪定屋さんの地域では、台杉を入れ
るお宅は少なくて、あっても、もどき。
台杉は、伐採後の切り株から株立状に
一幹一芽で、杉芽のぼんぼりを高さを
違えて配置する、そういう剪定をする
ものなのですが、ネット画像が普及して
いる昨今でさえも学ばない植木屋は多く
て、適当に剪定する業者は多い様です。
今回もそう。
お客さん自身が、台杉というものを知ら
ないので、剪定屋さんも適当に涼しく
やりました。しゃーないじゃん。
以前勤務していた造園会社の社長も台杉
のやり方を知らなかった。
まあ、そんなもんです。知らぬが仏。
台杉は、高低・老若を意識して更新剪定
していくものですから、更新してゆかな
いと傷んでいきます。
それに、杉は水喰ですから、水切れは
致命傷。
台杉は和風洋風ともに合う庭木で、狭い
お庭にも維持管理しやすいと思います。
ただし、入れるなら勉強は必要でしょう。
何せ、植木屋の多くが剪定方法知らない
からね。
ではでは。