シニアのウエさんの旅日記

神社を軸に全国各地を歩いてます。

お寺巡りー44.西国11番・上醍醐寺

2013-10-16 18:27:31 | 旅行
 深雪山 上醍醐寺、京都市
2010年4月3日、石山から山科で地下鉄に乗り換えて醍醐駅で降りると人出が凄い、コインロッカーを確保できたのが奇跡みたい。醍醐寺門前は人がごったがえして進めない、醍醐の桜の人気には驚いた。醍醐寺に入るのを諦めて迂回路から登る。上醍醐寺は西国三十三ヶ所の中でも一番の難所と言われている。登りはだんだんきつくなる、寺務所に着いた時にはすでに1時間15分かかっていた、お堂まではまだ登りがある。
 最初のお堂が国宝の薬師堂。山上伽藍で最も古く平安時代のもの。五大堂は昭和の再建だが、山上密教寺院の雰囲気を今に伝えている。更に登るとやっと開山堂が見えてきた。開山堂の堂宇は豊臣秀頼の再建によるもの、境内で一番の高所にあり。寺務所を過ぎてからでも25分、疲れたー。一息入れて少し戻ると醍醐水がある、醍醐寺発祥の霊泉、飲めますと書いてあるので喉を潤す。
 これだけ廻ってきたが観音堂が無い、境内を掃き清めていたオジサンに聞いたら、「燃えちゃったんです」の答え。西国第十一番札所である准胝堂は2008年8月24日未明の落雷による火災により焼失、醍醐水の上の青く囲まれたところが跡地。石段下には清瀧宮。いよいよ帰り道、階段の坂を下り始めたら二人揃って「膝が痛い」、醍醐寺門前まで降り切って丸3時間、やはり難所でした。




















お寺巡りー43.西国10番・三室戸寺

2013-10-16 07:56:55 | 旅行
 明星山 三室戸寺、京都府宇治市
2008年11月18日、マイカーでの関西お寺巡りの旅もいよいよ最後の日、先ず宇治の”明星山 三室戸寺”、ここは10番札所でやはり紅葉の名所。周辺は平安貴族の別荘地として栄え「源氏物語」宇治十帖の舞台としても知られるところ。桜・躑躅・紫陽花・蓮など花の名所でもあり、五千坪の大庭園も見事。